Vittoria Rubino PRO G2.0 チューブレスレディモデルを7ヶ月6000km以上使ったのでインプレ。

2016年に決戦用チューブラータイヤとして、Vittoria Corsa G+を使ってからすっかりVittoria教の忠実な僕となってしまった私。

あまりの良さに、すぐに練習用クリンチャータイヤもVittoria Rubino PRO G+に変更。それからしばらくトレーニング用タイヤとして利用。(その時も、トレーニングタイヤとして最高!って記事書いてた模様。→Vittoria Rubino Pro クリンチャーのインプレ。トレーニングタイヤとして最高! – はるそめロードバイク日記

ただ、練習用ホイールがチューブレスになり、しばらくはIRC RBCCを使ってた。以下、インプレ記事。

なんだけど、2019年2月末にVittoriaタイヤの新型が発表され、Rubinoにチューブレスレディがラインナップされた。「こりゃソッコー買わなあかんでしょ!」って事で発売直後に購入。

で、それから半年以上にわたって使い倒したのでインプレ記事にしようかなと。

とりあえず先に結論だけ書くと、めっちゃサイコー!ていうか、いったい何km持つんや!です。

練習用タイヤに悩んだら、黙ってこれ買っときゃ問題なしです。←

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我が家の練習用ホイール。タイヤサイドに白マッキーで使い始めた日付入れとくと便利。
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Vittoria Rubino PRO G2.0 TLR

RubinoはVittoriaが出してるロードバイク用タイヤのミドルグレードに位置するシリーズで、ハイエンドはCorsa、エントリーはZaffiro。(なはず。)

で、2019年に発売されたのはそのG2.0というモデル。。前作はG+で、Gはグラフェンという、めちゃくちゃヤバい素材の名称。(語彙力w)

正直、グラフェンという素材がどれほど素晴らしい技術なのかはわからないけど、初めてグラフェンが配合されたCorsaが良すぎたのは事実。(評価も高いみたいだし。)

グラフェン配合前のVittoria Corsaには、「雨でグリップしなさすぎる危険なタイヤ」ってイメージしかなかったにもかかわらず、Corsa Favorになったぐらいだし。

ちなみに、今回使い倒したのは、TLRモデルの28c。

とにかく長持ち。

効率よく練習する上で、耐パンク性はとても重要。その点、このタイヤはとても優秀。約7ヶ月6000kmの使用で、パンクはフロントタイヤで1回のみ。リアタイヤはパンク無し。かなり優秀じゃなかろうかと。

フロントタイヤは、約2.5ヵ月2000km経過した雨の日、尖った石を踏んでスローパンク。石を取ったらとりあえずシーラントで塞がって、その日は帰れた。ただ、それ以降、1日で数気圧抜けるような状態が続いたので交換。そんな感じ。パンクしても家に帰るぐらいなら何とかなる感じ、チューブレスの良いところよね。

この時は、「たった2.5ヶ月でパンクしやがってこの◯◯タイヤ!」なんて思ったけど、今思うと、運が悪かっただけなのかなと。IRCは3ヵ月ぐらいでだめになるし。

リアタイヤについては、10月の大雨で彩湖が水没し、練習場所までの正規ルートが通れなくて毎日500mぐらいの砂利道を通ってたけど、それでもパンクしなかった。

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約7か月6000km使用したリアタイヤ。
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サイドも問題なし!

一応、替えのタイヤも用意してあるけど、、、まだまだ使えそう。

グリップはとても良い。転がり抵抗は悪くない気がする。

グリップについては、個人的にはIRC RBCCより上。Corsaと比較してもそん色ないぐらいグリップする。

ウェットな下りでも使用したけど、安心感抜群ですごい気に入った。28cな事もプラス要因ではあるんだろうけど。ちなみに、空気圧は4.6~4.8barが個人的にはベストだった。

転がり抵抗は、正直、体感ではよくわからない。鈍感なもんでw←

たぶん、そんなに悪くないんじゃないかな。←

チューブレスに有りがちな、エア漏れは少なめ。

これ結構重要で、練習用タイヤのくせに、毎日空気足さないと走れない。ってのは相当めんどくさい。IRC RBCCは、毎日とは言わないけど、2日に1回は入れないとだめだった。(個体差も結構あったように思う。)

対してこのタイヤに変えてからは、3~4日に1回ぐらいで済んでる。1日放置しても、0.1barも減らない感じ。(シーラント入った状態。)これはかなり良い感じ。

ただ、ビートの上げやすさはIRCに劣る。

こればっかりはIRCに軍配が上がる。IRCのころは、タンクポンプどころか、普通のポンプでもビートが上がってたんだけど、Rubinoに変える際は結構苦労した。タンクポンプでもなかなか上がらなくて、めんどくさいからCO2ボンベを使いまくったら、前後で合計4本消費してビート上げが完了。ってぐらいの上がりにくさ具合。

総評。トレーニングタイヤとして最高。

個人的に、トレーニングタイヤに重要な要素って、耐久性とグリップだと思ってる。

パンクのせいで練習行けず、またはメニューを完遂できず、機会損失してしまうのは避けたい。(子持ちライダーなら特にそのはず。)

グリップだって、練習中に滑って落車してけがしたらバカみたいだし、タイヤ代ケチってグリップしないタイヤ使うなんてナンセンス。(ただ、レース用タイヤよりグリップするタイヤは危険かも。レース中にいつもの感覚で攻めて落車するリスクあるし。)

それでいて、そんなに高くないし、長持ち。これはトレーニングタイヤとして最高なんじゃないかなと。きっと、これからもリピートし続けると思う。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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