ヴィゴレッリロードのフロントシングル化

フロントディレイラーなんてただの飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!

というわけで、ヴィゴレッリロードをフロントシングル仕様にしました。

理由は、カッコ良いから

と言うのも、Vigorelli Roadってフロントディレイラー台座がついてなくて、フロントディレイラーを付けたい場合はバンド式にする必要がある。そして、これがめっちゃ嫌。見た目的に。

てことでフロントシングル化を決意し、パーツを色々とポチって、先日やっと、パーツが届いて組めた。

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軽量化効果はマイナス170g

フロントシングル化のメリットって、「見た目」、「エアロ」、「軽量化」、「保守性」かなーって思ってる。その内の軽量化について。

元々付いていたのが、アルテグラグレードのフロントディレイラー(FD-6800)の直付タイプ+34.9mm用のFD台座と、同じくアルテグラグレードのクランク(FC-6800)の52-36だった。

以下、取り外したパーツたち。

FC-6800アウターリングとインナーリングの重量
アウターリングとインナーリングとボルト。
FC-6800とSM-AD91の重量
フロントディレイラーとバンド台座とワイヤーの残りカス。
フロント変速用のワイヤー重量
フロント変速用のワイヤーたち。

フロントシングル化に伴い、取り外したパーツは全部で299g

続いて、フロントシングル化に伴って、装着したパーツたち。それぞれの詳細は後述。

ウルフトゥース50tの重量
ウルフトゥースのナローワイドなドロップストップチェーンリング。
ウィッチワークススペーサーとアブソリュートブラックカバーボルトの重量
ウィッチワークスのスペーサーと、AbsoluteBlackのカバーボルト。

全部で129g。取り外した299gマイナス129gで、170gの軽量化!バイク重量は、F6R履かせた決戦仕様で7.98kgと、ついに8kgの壁を超えた。

フロントシングル化のために用意したパーツとその費用

Wolftooth Drop-Stop Chainring 50T

フロントシングルにする場合、とりあえずインナーリング(またはアウターリング)とフロンディレイラーを外してしまえばいい!というわけにはいかず、、、。それだとチェーンが落ちまくる。(フロントディレイラーは、優秀なチェーン落ちガードでもある!)
というわけで必要なのが、ナローワイドなチェーンリング。チェーンリングの歯が特殊で、ディレイラーがなくてもチェーンが落ちないような構造になってる。

そんなナローワイドチェーンリング。なかなかロードの平坦用として使える大きさのものがラインナップされていない。34〜44Tぐらいが多く、シクロクロスやグラベルロード用途のものばっかり。

そんな中唯一、シマノ4本アーム用で大きいギアがラインナップされていたのがWolftooth。50Tがある。(5本アーム用なら52Tがある。)

平坦用なので本当は、54Tあたりにしたかったんだけど、ラインナップが無いので仕方なく50Tで注文。追い風基調だとギアが足りない気がするのと、駆動効率が良いと言われる大きめギアができれば使いたかった。

ちなみに、下記Wolftooth本国サイトで直接買うことも可能。お値段は$83.95+送料$9.95。英語だけど。
110 BCD Asymmetric 4-Bolt for Shimano Cranks – Wolf Tooth Components

Absolute Black クランクボルト&カバー

アルテやデュラのクランクに平べったいチェーンリングを付けると段差ができる。この段差をいい感じに埋めてくれるのがこのアイテム。
ただ、高い!7000円弱もするよ。。。海外通販でも5000円とか。たかがボルトとカバーで。

でも、見た目のために()、仕方なく購入。ただ、フロントシングルの場合、後述するスペーサーも合わせて買わないといけないから注意。(カバー買ってから気づいた。)

同じ年式(FC-9000とFC-6800)でも、デュラエース用とアルテグラ用では微妙に形が違うので注意。

Wichwerks スペーサー

フロントダブル用のチェーンリングボルトでフロントシングル化するためのスペーサー。かなりニッチな商品。。。こいつをインナーリングの代わりに入れると、アブソリュートブラックのカバーが付けられる。

にしても、ゼータトレーディングはニッチな商品の取り扱いが多いな。好き。

付けてみた。

アブソリュートブラックカバー+FC-6800クランク
段差が気になる。

どうやら、自分が買ったアブソリュートブラックのカバー、デュラエース用だったっぽい。仕方ない。クランク、デュラにするか〜。

フロントシングル化した感想

Vigorelli Roadへの愛着が100倍マシになった。
これは個人的な意見だけど、ロードバイクって、シンプルであればあるほどカッコ良いと思うんだよね。クランク周りのゴチャゴチャがなくなってスッキリした見た目はとにかくカッコ良い。ずーっとみてられる。

乗り味的には、アウター×ロー付近のギアにした際、チェーンとディレイラーの干渉する音が聞こえなくて良き。

あと、洗車がすこぶるやりやすくなった。

ただ、デメリットも当然あって、チェーン落ちリスクは増した。いくらチェーン落ちしにくいナローワイド構造だったとしても、激しい段差をクランク回してない状態で乗り越えたりすると、時々落ちる。

リアディレイラーはスタビライザー機能付きにしておいた方が無難かなと思う。上記、チェーン落としてクラスタも落とした幕張クリテリウムの時は、「大丈夫だろ!」って思ってノーマルのリアディレイラーに変えたら・・・落ちたw

とりあえず、フロントシングルはいいぞ〜

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • え~フロントシングル!かっこいい!というか、似合います!!やはりvigorelliはシングルスピードなのか!!

  • ありがとうございます!!もともとピストフレームだから、フロントシングルが基本なんでしょうね〜!

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