2022年カートレースin鈴鹿 Rd6 Super SS

今年叶えたい夢が3つある。1つは鈴鹿選手権優勝で、7月に叶えた。残る2つは、全国大会優勝(10月)と鈴鹿シリーズチャンピオンゲット。

5戦中3戦が終了した前戦の時点で、鈴鹿選手権カートレース Super SSクラスのシリーズランキング3位。合計39ポイント獲得して、ランキングトップとの差は7pt。

※Super SSクラスとは・・・

100ccのYAMAHAエンジンとブリヂストンタイヤを使用したカテゴリ。SSとSuper SSクラスがあって、Super SSクラスは30歳以上が参加可能なマスターズ的カテゴリ。

ちなみに、毎戦もらえるシリーズポイントは下記の通り。

1位:20pt
2位:17pt
3位:14pt
4位:12pt
5位:10pt
6位:8pt
7位:6pt
8位:4pt
9位:2pt
10位:1pt

なので、自分が優勝し、現在のランキングトップとランキング2位が4位以下に沈むと、ランキングトップに浮上する。てな感じで、シリーズチャンピオン獲得に向けて非常に重要な4戦目のカートレース記事でございます。

過去のレース記事

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フリー走行

今回の鈴鹿Super SSクラス、エントリー台数が62台と非常に多い。普段、シリーズランキングを争っているライバルたちに加えて、東地域で速いらしい選手数名や、SSクラス(自転車で言うところのエリートカテゴリ)のシリーズランキング2位の選手が出てきたり、2010年にSSクラスで戦ってた選手が出てきたりと、メンツが濃ゆい。

間違いなく、普段以上に激しいレースになりそう。

ただ、シリーズランキングを狙ってる身としては、自分とシリーズランキングを争ってる選手との間にスポット参戦な速い選手たちが食い込んでくれれば、一気にシリーズポイントを引き離すチャンスでもある。

今週末は有給休暇取得して金曜日から鈴鹿入りして、金曜日の4セッションと土曜日の3セッションのフリー走行枠でセッティング。

現在SSクラスのシリーズランキング2位。2010年に鈴鹿出てた頃に争ったライバル。彼がトップタイムで自分が2番手タイム。コンマ1〜2秒、どうしても勝てない。
ちなみにGoProはここに装着。

タイムトライアル:グループ4位

2日間のフリー走行を経て、レースデイ。

ゼッケン40。My Lucky Number 🙂

エントリー台数61台ってことで、くじ引きで2グループに分割してそれぞれ、タイムトライアルと予選ヒートを実施。いつも通り、タイムトライアルで予選ヒートのスターティンググリッドを決め、予選ヒートの結果で決勝ヒートのスターティンググリッドを決める。予選ヒートで各グループ15位以下になった選手はセカンドチャンスヒート行きになり、上位6名のみ決勝進出。27台が午前中で帰宅。厳しい。

タイムトライアルは10分間。10分間のうち、後半の5分間が計測対象となっていて、各選手は好きなタイミングでコースインできる。セッティングやコンディション的に、長く走った方がタイムが出ると思えばすぐにコースインするし、走り始めてすぐタイムが出て、落ちる方向だと思えば待ってからスタートする。

今回、後者の走り始めてすぐタイムが出る方向と予想して、グリーンフラッグが振られてから3分待つ作戦。

一応、前回優勝、前々回2位ってことでそれなりにマークされてるらしく、結構な数のドライバーが自分の後ろでコースイン。カートはスリップストリームの効果が大きくて、コンマ2〜3秒ぐらい稼げる。ただ、自分よりだいぶ遅い選手の後ろに入ってしまうと、タイムを稼ぐどころか詰まってタイムロスするから難しい。その点、前回優勝したヤツの後ろは格好の的。

コースイン後、数秒前方に集団が見えて、追いついて詰まると厄介&自分のスリップを使われるのもヤダ。ってことで、しばらくスロー走行。ほとんどがスロー走行に付き合わずに前へ行ったんだけど、頑なに後ろから動かない選手が2名ほど。

あまりスロー走行しすぎるとタイムが上がり切る前にタイムトライアルが終わってしまうので、そのままアタック開始!

タイムトライアル結果

結果、ノースリップで55秒8をマークしてグループ4位。自分のスリップを使った2名のうち1名がグループ2位。まんまと使われた。1位が優勝候補、5位がシリーズランキングトップ。

スリップストリーム無しで4番手タイムなら、まぁ上出来。

予選ヒート:グループ3位

続いて、予選ヒート。

仮に予選ヒートでクラッシュしてリタイアしてしまうと、問答無用でセカンドチャンスヒート行き。そしてセカンドチャンスヒートはたったの6周で24台抜かないと決勝に進出できない。なので、クラッシュだけはダメ、ゼッタイ。

鈴鹿サーキット南コースのレースでは、奇数グリッドがアウト側で、偶数グリッドがイン側。タイムトライアル4位だった自分は2列目のイン側からのスタート。ってことで、ローリングスタートをバシッと決めて1コーナーで2位に浮上するイメトレをじっくりやってから予選ヒートに臨んだんだけど・・・タイミング合わせられずに失敗し、プラグかぶらせて失速。2つ順位を落として6位に転落w

しかも、トップ4名の集団と5位の間にギャップが。やっちまった・・・。

しかも5位の選手、序盤からやたらとブロックライン。多分、前の4人を追う速さがないから、最初からポジションキープ狙いなんだろう。

頭に血が上りそうになるも抑えて、落ち着いて、3周目に一番ロスしない3コーナーでパス。無意味に抵抗してきて●してやろうかと思った。5位浮上。んで、5周目にもう1台パスして4位浮上。3番手はシリーズランキングトップの選手。シリーズランキング的にも、決勝のスターティンググリッド的にももう1台抜きたい。ただ、1秒近いギャップ。

そこから追い詰めて、8周目に追いついて1コーナーで仕掛けて3位浮上!するも、その後の3コーナーで抜き返され、そのままファイナルラップ。ファイナルラップの1コーナーはインを締められて入れなかったので、クロスラインで抜きに行くも抜けず。

ってことで、最終コーナーでイン締めさせて、クロスラインで抜く作戦に変更。わざと大袈裟に各コーナーでインから抜きに行くアクションをして、イン側を警戒させる。そして最終コーナー、狙い通りイン側を締めて厳しいラインで最終コーナーにアプローチしたので、自分は大外から立ち上がり重視のレコードラインでクロスラインを取って3位でチェッカー!やったったぜぃ!

0.079秒差で3位!

スタートで大失敗したものの、なんとか取り返して3位。ただ、車検場に戻ってメカニックにめっちゃ怒られた。「スタートぐらいちゃんと決めろよ!何してんねん!」って。グゥの音も出ない🥺w

この辺の駆け引きは、自転車レースで鍛えられた部分かもしれない。まぁ、2010年の自分ならそもそも抜き返されずに一発でバシッと決めてるはずやけど・・・🤔

ただ、レースペースはありそうなので、決勝は期待できるはず。不幸中の幸い?か、スタートミスって順位を落としたおかげで観戦中の6歳児は大盛り上がりした様子w

ただやっぱり、優勝候補の彼は速いな・・・。

決勝ヒート:2位

お昼休みを挟んで、決勝ヒートの時間。9月なのにめちゃめちゃ暑くて、おそらく路面のゴムの乗り具合は今年一番。個人的には得意なコンディション。セッティングの方向性も掴んでるし、乗り方をどうアジャストするかもイメージがある。

スターティンググリッドは、自分のグループの方が予選ヒートのレースタイムが速かったので有利なアウト側の3列目。

決勝スターティンググリッド

4番グリッドがシリーズランキング2位、7番グリッドがシリーズランキングトップ。最低でも、この2人より前でゴールしないといけない。そのためにも、失敗続きのスタートを成功させないといけない。

1周のローリングで・・・スタート!

4番手スタートのシリーズランキング2位の選手が失敗して失速。自分のスタートも正直イマイチだったんだけど、おかげで4位で1コーナーへ。

数周すると、5番手以降がジワジワ離れて、トップ4台のレースに。1位の彼は週末を通して頭一つ抜けて速いから、2番手のペースが上がらないと逃げられる可能性がある。なので早めに2番手まで上がっておきたいんだけど、無理に仕掛けるとそれはそれで逃してしまう要因になるから難しい。

中盤にかけて、徐々にトップと2番手の間が開いてきた。やばい、このままだと逃げられる。おそらく3番手もそう思ったのか、仕掛けた。便乗してポジションを上げて、4位浮上。んで、その2周後、今度は自分が仕掛けて2番手浮上。この時点でトップとは2秒以上の差が。

おそらくもう、優勝は絶望的。あとは2位を守れるかどうかの戦い。

3番手以降を引き離すべくプッシュ。3番手と4番手がラッキーなことにバトルしてくれたおかげで、そのまま2位でフィニッシュ!

結局、3.5秒も逃げられてしまった。

ランキングトップが5位で終わったため、7pt詰めてランキング同率首位に浮上!ポイントが同点の場合は勝利数で決まるから、実質シリーズランキングトップ浮上!シリーズチャンピオンが見えてきた。

表彰式。
今年3つ目のトロフィーゲット
車検でバラバラに分解されたエンジンを組み直す私。と、買ったばかりのホッピングの練習をする6歳児。

次戦は10月の全国大会。その次は12月の鈴鹿選手権シリーズ最終戦。両方勝って、シリーズチャンピオン決めて、最高の1年にしたい!

ちなみに副賞はなぜか、ユニクロの3,990円のパーカー1枚のみ。
と思ったら、肩に控えめにブリヂストンロゴ。これはこれで良いかも。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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