キレてホイールを壊さないための、チューブレスタイヤ交換手順とコツ。

この間、ウェット路面での練習中に、シーラントも入れていたIRC Formula PRO RBCCがパンク。過去にこんな記事も書きつつ、チューブレス×シーラントでほぼノートラブルだ!と思っていただけに焦った。

修理自体は、クイックショットでサクッと完了。これは便利。
ただ、翌日にはまた空気抜けてたから、あくまで応急処置って感じかな?穴にもよるんだろうけど。(ちなみに、なんもささってなかった。)

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パンク箇所。
まだ3ヶ月3000kmぐらい。

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そして、タイヤ交換で破壊の衝動に駆られる。その①。

最初に交換を試みたのがパンクしたフロントタイヤ。ちなみに、同じタイヤをリピート。

で、なにを思ったか、「石鹸つけなくていっか〜。めんどくさいし。」と、石鹸散布を端折ってタイヤを嵌めた。

で、タンクポンプで空気を入れるも、、、ビートが上がる気がしない。
何度試してもダメ。しゃーないので、シーラントを注入。それでも上がらない。床が白い液体まみれになる。
そのまま20分近く格闘するも、上がらない。地面にホイールを叩きつけそうになるも、抑える。偉い。

タイヤのビートを真ん中の溝に落としたり、極力リム外側に寄せるようにしてみたり、色々試行錯誤をしていると、微妙にビートが上がるポイントを見つけた。
なんだけど、完全に上がりきらず、しばらくすると空気が抜ける。そんなことをまた15分ぐらい繰り返し、地面にホイーr・・・(ry

そんなこんなでほぼ諦めが入り、とりあえず、タンクポンプで貯めた空気を送り切った後に、死ぬ気でポンピングしまくる。というのをやってみた。

上がった。w

そして、タイヤ交換で破壊の衝動に駆られる。その②。

翌日、今度はリアタイヤの交換をする事に。まだ3ヶ月しか使ってなかったんだけど、接地面が限りなく平らに近づいていたので。

前日の反省を踏まえ、
①ちゃんと石鹸を散布する。
②シーラントを最初から入れる。
③タンクに貯めた空気を入れ切った後も死ぬ気でポンピングを継続する。
の3点さえ守れば、サクッと上がるでしょ〜。と、軽い気持ちで、2歳児が昼寝した隙に交換開始。

石鹸塗って、タイヤ嵌めて、シーラント入れて、さぁ、上げるぞ!と、タンクポンプで空気を入れる。すかさずポンピング。

・・・上がる気配なし。

おいまじか!タイヤの位置を変えながら何度も何度も何度も試すも、ダメ。

そんなこんなで30分以上格闘し、地面にホイーr・・・(ry

今回ばかりはまじで無理だ。もう諦めて、タイヤ捨てる。クリンチャーに戻す。と思ったんだけど、ふと、工具箱に入っていたCO2ボンベを発見し、使ってみることにした。これでダメなら諦めよう。と。

上がった。w

これまでの苦労は一体。。。ちなみに、タイヤ交換が原因かははっきりわからないけど、この日の夜から左手首が痛くなり、しばらくテーピング生活になった。w

チューブレスタイヤの交換手順メモ。

というわけで、今後ホイールや手首を壊さないよう()、交換手順とコツをメモ。

試す手順はこんな感じだろう。

  1. タイヤを裏返してしばらく放置して広がりグセを付ける。
  2. パーツクリーナーでリムをキレイにする。
  3. 洗剤をビートとリム内側に塗ってからタイヤをはめる。(または、マルニのビートワックスを使う。→マルニ工業 タイヤビード部用潤滑剤 ビートワックス40g B.PW-109
  4. シーラントを25ml注入する。(チューブレスレディの場合。)→追記。指摘いただきました。上げる前に入れても意味ないらしい。
  5. タンクポンプでビート上げにチャレンジ。貯めた空気が入り終わったら、すかさずポンピング。
  6. ダメならCO2ボンベを使用。(10本入りで1680円。→CO2 16g ボンベ ネジ有 [ 各社 パンク修理用 CO2 インフレーター対応 ] (5本)
  7. それでもダメなら自転車屋かガソリンスタンドへ。

あとは、チューブレスレディなんか使わず、チューブレス対応ホイール使うか。シマノのWH-RS500あたりがコスパ良いかな?)

ビート上がらなすぎてホイール壊しそうな誰かの参考になれば幸い。

追記:そのリムテープ、大丈夫?

マジでビートが上がらないPrimeホイール。とりあえずNotubesのリムテープにしとけば問題ないだろうとおもってたんだけど、、、テープが柔らかすぎて、リムホール部分が凹みすぎて空気が漏れやすいのでは?と。
ってことで、Notubesより断然固い、DT-Swissのリムテープに変更したところ・・・段違いでビートが上がりやすくなった!それ以来、ビート上げにイライラすることがない。

どうしてもビートが上がらない場合、リムテープを変えてみるのも一つの手かもしれない。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • チューブレスタイヤを嵌めるコツはちょっと違いますね。
    シーラントはビード上がる前に入れても意味ないです。
    あとはタイヤを裏返してしばし放置し広がりグセをつける、リムテープを1周か2周増し巻きしてビードあげる前に生じる隙間を減らす、などがあります。

  • ありがとうございます!上げる前シーラント、意味ないのですね。。。追記させていただきます!

  • その気持ち大変よくわかります。クリンチャーリムにチューブレス、苦労して楽しく使っていたのに、ある日突然ビード落ち。
    ホイールを地面に・・・もそうですが、チューブレスリムのホイールを衝動的にポチらないように。。。

  • コメントありがとうございます。
    クリンチャーのチューブレス化はなかなか苦労しそうですね。。。
    ちなみに、チューブレスリムはタイヤ交換の最中に調べました(笑)意外と種類が少ないおかげで、ポチッとまではいきませんでしたが。

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