マルトデキストリン(粉飴)で補給食を自炊してみた。

普通に買うと、結構高い補給食。メイタンのサイクルチャージなら315円で116kcal、Powerbarのパワージェルだと270円で120kcal、グリコのパワーセコンドだと200円で165kcalと、なかなかに高い。

3時間超えのレースに出ると、補給食だけで1000円近くかかるじゃないの!って事で、自炊して見ることにした。

ちょうど、筑波8耐と、どこかのレース(忘れた)でマルトデキストリン(粉飴)をもらったので。

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マルトデキストリンとは?

多くのエナジージェルの原材料として使われているマルトデキストリンは、デンプンを科学的に分解した多糖類。
元々は、腎臓病患者の栄養補給のために作られたらしい。それがアスリート向けに注目されるようになり、色んなところで使われている。と。

マルトデキストリンの3つのメリット

調べる限り、自転車乗りにとってのマルトデキストリンのメリットは3つ。

1つ目はコストパフォーマンス。100kcalあたり約20円と、圧倒的コストパフォーマンス。もちろん、メイタンサイクルチャージのように、カフェインが入ってたりするわけじゃないし、機能は劣るだろうけど。(作り方次第でもある。)

2つめは使い勝手の良さ。ただの怪しい白い粉()で、溶かす水の量を調整すれば、ドロドロのエナジージェル風にも、さらさら(?)のスポーツドリンク風にもできる。ちなみに甘味もかなり抑えられているので、混ぜ混ぜしやすい。

3つめは血糖値が急変しにくいこと。単糖類であるブドウ糖(米とかパンとか)や、二糖類であるショ糖(コーラとか)に比べて、吸収が穏やかで血糖値の急上昇や急降下が発生しにくい。そのため、血糖値の急変動に起因するハンガーノックになりにくい。
その分、早めに補給する必要があるけど。

と、言うことで、大量のカロリーを必要とし、走りながら摂取しないといけないサイクリストには最適な粉かもしれない。

マルトデキストリンのデメリット

じゃあ、デメリットはなんだろう?

1つは、作るのがめんどくさいこと。←
ぬるま湯で溶かす必要があるのですが、これがめんどくさい。一気に入れると昔食べた水飴みたいに固まるし。。。ちゃんと前々日ぐらいに用意する必要があります。あと、マルトデキストリン単体では味がないので、梅シロップとか、クエン酸とか用意する必要がある。ちなみに我が家は嫁が作ってくれる梅シロップで味付けしてます。

あとは、日常的に摂取すると、中性脂肪になりやすいこと。基本は自転車乗る時の補給食用だから、この辺は気にしなくて良いな。

ということで、作ってみた

この間のJCRC群馬で早速使ってみた。嫁の梅シロップのおかげで美味しく補給できた。以下、エナジージェル風補給食の作り方。

用意するもの

・ぬるま湯 50cc

・マルトデキストリン 50g (1:1が、程良いドロドロ感で良い感じ。)

・味付けに使う梅シロップ お好みの量(これは嫁に作ってもらったから作り方不明。クックパッドとかで探せば良いかな。)

1.ぬるま湯にマルトデキストリンを溶かす。

一気に入れると、ダマになるので少しずつ。ちなみに、ダマになっても一晩放っておけば、溶けます。ただ、ダマになると、なかなかに厄介です。

補給食自炊キット
補給食自炊キット?

2.味付けして出来上がり。

マルトデキストリンが全部溶けたら、梅シロップ等で味付けをして完成。たぶん、この時点でなかなかいい感じのドロドロ具合になってるはず。梅シロップなら、大さじ1.5杯ぐらい。この辺は、お好みに合わせて水の量を変える感じですね。

自炊補給食でき上がりの図
PowerBarの容器に入れて完成。

以上で、191kcal 40円+シロップな補給食の完成。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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