vivosmart J HR+を使い始めて約1年が経過したので、ここらでレビューを。(自転車乗り視点で)
ちなみに、使い始めてからはほぼ毎日(たまに、充電してそのまま忘れる)使っていました。お風呂入ってる間に充電する感じ。
色々不満はあるものの(後述)、なんだかんだ使い続けてます。総じていい感じ。
フィットネスバンドとは
活動量計とか、ウェアラブルとか、スマートウォッチとか、ライフログとか、、、って言われているジャンルのデバイスです。
今回レビューするのはGarmin製。他にも、fitbitやナイキ、Jawbone、エプソンとかが出してるみたいですね。
価格帯にもよるものの、大体下記のような機能が入ってる感じでしょうか。
- 歩数・階段上昇数の計測
- 活動量(消費カロリー)の計算
- 心拍計(廉価版には付いてなかったり)
- 睡眠の質の計測(レム&ノンレムの時間など)
- スマートフォン連携(着信やメッセージ通知、音楽コントロール、スマホを探す)
- アラーム
以下、Garminのvivosmart HR+ Jについての内容です。
睡眠トラッキング機能:入眠と起床の誤検知がたまにある
自分が良く眠れているのか、下記のような画面で確認する事が出来ます。まずは、1日単位の睡眠トラッキング画面。
濃い青色が、レム睡眠で良く眠れている時間帯、青色がノンレム睡眠で眠りが浅い時間帯。ピンク色が起きている時間帯。就寝&起床タイミングは、自動で判別してくれます。
この日は21時過ぎから子供を寝かしつけ始め、そのまま寝落ち。で、朝練のために6時15分ごろに起きて、6時35分に家を出て自転車に乗り始めたはず。
あれ?自転車に乗っていたはずの6時30分頃~8時15分、あと、電車で会社に向かっていたはずの9時頃、寝てることになってるんですけど。。。w
と、たまに(2週間に1度ぐらい)、誤差がある。不満ポイント1つめ。さすがに、激しく自転車乗ってる時間帯ぐらいは判断してよ。。。今後のアップデートに期待。
続いて、直近4週間の睡眠時間推移画面。
いくつか0時間になっているところは、充電したまま付け忘れた日。うーん、いくつか異常値ありそう。厳密に管理したい場合は、毎日その日の睡眠時間を見て、異常値あれば手入力で修正する必要がありそう。
ちなみに、お風呂入ってる間を充電時間にしているとたまに、充電中を睡眠時間と認識して異常値となってしまう事も。。。
心拍計機能:常時計測モードに不満。リニアに反応しないことがある
続いて心拍計機能。ちなみにこの心拍機能、常時計測してくれるわけでありません。電池の消耗が激しいため、”ブロードキャストモード”というものがあって、これをONにしている場合のみ常時計測です。
で、このブロードキャストモード。ONにすると心拍計以外表示できなくなります。超不満。心拍数はサイコンで確認できるのに。。。せめて、時計表示にしてよと。
また、表示される心拍数もたまに、怪しいことがある。(体感&パワーメーターの出力地から。)
例えばL4で5分ぐらい踏み続けているのに、心拍数はMax60%台。で、突然上がり始めて80%なる。とか。(80%前後以上なら妥当。)
この事象は1週間に1度は見るので、結構な頻度かなと。心拍数を拠り所にトレーニングしている方は、イライラしてしまうかもしれません。
続いて、通常計測について。
通常計測は、数分に1度、実際の心拍数を測って、残りは予測値とのこと。まぁ、バッテリーの兼ね合いで難しいのでしょう。
ただ、安静時心拍数の計測はかなり良い。下記のようなグラフで確認できて、たしかに疲れている時期は少し上がる。
通知機能で嫁からの着信やメッセージを気付かず怒られる件を解消できる
これが一番のメリットかも(笑)
ペアリングしているスマホへの着信やメッセージがバイブと共に飛んでくるので、大体気づきます。
よく、「コンビニ帰りに昼飯買って来い!」メッセージを見逃して帰って怒られてたけど、vivosmartが来てからは若干減った。(メッセージ見ても忘れるときは忘れるw)
ちなみに、FBメッセンジャーやLINE電話の音声着信通知もちゃんと来ます。少なくともiPhoneは。
MyFitnessPalと組み合わせると、恐ろしく痩せる→ので、辞めた
MyFitnessPalという、カロリー計算アプリと一緒に使っていた時期がありました。Garmin Connect(vivosmartのデータを分析したりするWebツール)とMyFitnessPalが連携できるので、食べたものを入力すればカロリー収支とPFCバランス(炭水化物・タンパク質・資質)が出てきます。
ちょっとだけマイナスにして、おきなわに備えようかな~!なんて思ってたら、余計なカロリーを追加するのが嫌で余計なものを食べないようになり、体重激減&パワー激減(笑)。記録するの辞めました。
痩せたい人はやるべきです。あんまり痩せたくない人でも痩せたので。。。
まとめ
色々不満ポイントはあるものの、最初に書いた通り総じて満足です。ある程度の誤差や誤検知を許容できるなら。ただ、たぶんですけど、どこのメーカーも似たようなもんかと。
一度、試してみる価値はあります。見栄のために買うロレックスの100分の1ぐらいの値段で、100倍ぐらいの機能があります。(笑)
2017年10月追記。さらに3ヶ月利用して。
更に3ヶ月が経過していろいろ思うことがあり、追記レビューです。
バンドループが破れた。
純正品じゃない代わりの物をAmazonで買って使ってますが、使い心地がイマイチ。自転車に乗ってると、ハンドルにちょうどバンドループが当たるから、多少仕方ないのかもしれない。。。
心拍計はやっぱりイマイチ。
うーん、firmwareがアップデートされても、良くならない。走行中な突然途切れて繋がらなくなったり、FTP付近で走ってるのにずーっと最大心拍数の60%台だったり。(体感的にも、過去のデータ的にも、ありえない。)
常にこの症状が出るわけではなく、vivoちゃんの機嫌が悪いとこうなる。
以下、vivosmart J HR+より後継モデルのvivomove HRで検証した記事。全くもって使い物にならない数値。
睡眠トラッキングもやっぱりイマイチ
多少の誤差ならまだ許せるけど、自転車トレーニングしてる時間も睡眠中と、結構な頻度で表示される。毎回手入力するのもめんどくさいし、そもそもデータの信憑性も信じられなくなってきたし、もう見てません。
VivosportまたはVivoactive3に期待する?
発売から2年近く経ってこの有様なので、firmwareでどうこうなる問題でもなさそう。
自転車乗り的には大して機能差無いけどvivosportに乗り換えるか、Garmin Payがいい感じなら、日本で発売され次第vivoactive3にするか。そんな感じかなぁ。。。
期待を込めてvivosmart3に買い替えた。結局ダメ。
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