ロードレースで落車して、擦過傷を湿潤療法で治療した話

先々週末、広島で開催されたJBCF東日本ロードクラシックの下りコーナーで落車し、擦過傷まみれになりました。(下記記事参照)

落車から8日が経過し、大体治ってきたのでその経緯と実施した治療内容(メインは湿潤療法とサプリメント)、あと、次落車したときのための(←するなよw)改善ポイントなども。

ちなみに、いつ落車するかもわからないので、キズパワーパット等々はAmazonで買っておく事をお勧めします。ドラッグストアよりだいぶ安い。

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落車とケガの状況について

前段にも書きましたが、ロードレースの下りコーナー(たぶん、50km/hぐらい出てたかな?)で落車し、アスファルトの上をごろごろ転がった。話は逸れるけれど、落車したときは体を小さくしてとにかく転がる。そうすれば、擦過傷まみれになるものの、骨は守られやすい気がする。

擦過傷の数は全部で13箇所(多いなw)。両肩に1つずつ、左肘に1つ、背中に3つ、左脇腹に1つ、左腰に1つ+打撲、左太ももに1つ、左膝に4つ(!?)。約半数は、キズパワーパッドの一番大きいやつでもおさまらない大きさ。orz

ちなみに応急処置はJBCFさんの救護テントでしていただいた。しかも、水道水でゴシゴシ洗って、ワセリン+ガーゼの処置。そう、消毒はしないでくれました。殆どの病院(擦過傷は皮膚科・整形外科らしい)や救護テントでは湿潤療法なんてやってくれない中、やってもらえて感動。ありがとうございます!

痛々しい。そして、数が多いw

今回実施した治療の経緯

 落車当日

救護テントでの応急処置のまま飛行機で帰宅。お風呂で水で傷口を洗った後、キズパワーパッドのストックがなかったので、防水フィルム+白色ワセリンで処置。全部の傷口に直接、麺棒でワセリン塗りたくって防水シートを貼る。で、四隅をサージカルテープで留める。(そしてこの処置が、2次災害を引き起こすことになる。。。w)

落車+1日

やさしい上司に落車しちゃった!と伝えると、「家で仕事できるなら自宅ワークで良いよ。」と、天使の言葉を頂いて、自宅療養。前日に貼った防水フィルムを夜のお風呂の後に張り替える。(これまた、2次災害の原因になった気がする。。。フィルムの交換頻度が低かった。序盤はこまめに交換&水洗い必要です。)

あと、グーグル先生にお伺いすると、亜鉛が皮膚の再生に効く。とのこと。なので、朝と夜に亜鉛サプリメントを摂取。

落車+2日

この日は客先MTGがあるので、出かけないといけない。そして、いよいよ2次災害の兆候が。

擦過傷自体は、徐々に出汁(って表現で良いのか?)の量が減ってきた。膝や腰のえぐれてしまった部分はまだまだ大量だけど。外出先で漏れると厄介なので、防水フィルムは大きめに、あと、サージカルテープだけでなく、包帯テープもしっかり貼った。

で、この日は真夏の猛暑日。無事に客先MTGが終わって帰る途中、なんか、傷口周辺が痛痒い気がする。どうやら、汗が何かに沁みているらしい。

帰って確認すると、擦過傷周辺、というか、防水フィルムを貼っていた部分が赤くなっていた。かぶれ始めてる・・・。

落車+3日

水曜日。今日も客先MTG。ちょっと節約して、キズパワーパッドじゃなくて若干安かったケアリーヴを補充。(あの、よくわからんサッカーっぽいCMのやつ。)

収まる部分はケアリーヴを、収まらない部分は前日と同様にしっかり防水フィルム加工。

で、いよいよ2次災害が。暑い中ちょっとでも汗をかくと痒いどころか激痛。まるで針で刺されているよう。とはいえ客先いかないとだめなので、気合で歩く。冷や汗ダラダラ。客先ではクーラー効いていたので大丈夫だったけど。

で、返って確認すると、ブツブツができて完全にかぶれてた。今度の土曜日、夏の筑波8耐だけど大丈夫かな。。。と不安がよぎる。。。

この日の夜で、比較的浅かった太もも、背中のいくつか、左肩の上皮化が完了して、治療が終了。

落車+4日&5日

幸い、仕事が暇な時期だったのと、有給消化しとこうか。ってことで、お休みに。落車+4日の木曜日は1日中家ってことで、かぶれを気にして最小限のサランラップ+ワセリンで擦過傷を覆う。かぶれているところには、小児科でもらった(笑)亜鉛軟膏を塗る。も、かぶれは全然ひかず。。。

落車+5日目の金曜日、かぶれに効く薬が欲しくて皮膚科へ。ついでに、もし、湿潤療法してくれる病院だったらラッキーだなー。と。

はい、消毒されました(笑)「湿潤療法ってやったりしないの?」って聞くと、「傷口によりますねー。」と。深い傷も、浅い傷も、全部軟膏とガーゼなんですけど。。。

とはいえ、かぶれ用のステロイドがもらえたので任務は完了。あと、地味に収穫だったのが、サージカルテープより普通のビニールテープの方がかぶれにくい。らしい。病院でビニールテープが出てくるとは。

帰って速攻でガーゼはがして湿潤療法に切り替え。この時点で、背中と肘の上皮化が完了したので治療完了。残るは膝と腰のみ!でも、ステロイド塗ってもかぶれの痛みは全然ひかない・・・・。明日やばい。。。

落車+6日

いよいよ筑波8耐の日。

もう、準備が地獄。痛いのなんの・・・。詳しくは上記記事にて。

結果的に、走り始めればなんとかなりました。やっぱり、アドレナリンさんは偉大ですね。

落車+7日

前日の筑波で一線を越えたのか、ステロイドが効いたのか、自然治癒なのか、痛みは引いて、ちょっと痒いぐらいまでかぶれが改善。ってことでここからジテツウ再開。

落車+8日

この記事を書いているのが今日。脇腹も上皮化が完了したっぽい。残るは膝の一番えぐれていた1か所のみ。湿潤療法、やっぱり治るの早い!

次の落車に向けて

 いや、落車するなよ。って話ですが、もしもの時のために。。。

  1. かぶれに気をつけろ!治療初期は、1日に数回、かぶせ物を取り替えよう。リンパ液は、健康な皮膚には刺激が強い!
  2. 少しでも早く治したいなら、亜鉛を摂取しよう。
  3. 世の中にはハイドロコロイド包帯という、素晴らしいアイテムがあるらしい。

落車しないために

  1. やっぱり前目展開。
  2. 下りは多少順位を下げることになっても、安全マージンを持って。その後の平地や登りで盛り返せる脚力をつけよう。
  3. カーボンディープにこだわるよりも、扱いやすいアルミホイールを検討しても良いのかもしれない。正直、レーゼロもF6Rもそんな変わんないし。

追記

Twitter上にてゼロさん(@zerocyclee)から情報いただきましたので掲載。

なるほど、次は(だから落車するn・・・(ry)これでいこう!!ありがとうございます!

さらに追記

ゼロさんお薦めのハイドロコロイド包帯を、残りの膝の擦過傷に貼ってみましたが、かなり良い。粘着力あるし、液漏れもせず、会社でも気にならない。

パッケージには、直接貼って良いとは書いてありませんが、問題ないかと思います。今回、色々助言もいただけて、擦過傷に対する知識が増えました。ちょっと、次の擦過傷治療が楽しみに。。。←

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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