鎖骨プレート抜釘後2週間で再び鎖骨が折れたので、骨移植のおまけ付きで鎖骨骨折再手術してきました。

先月鎖骨プレートを抜釘して、1年以上連れ添ったチタンプレートとお別れした。

それから2週間。治ったと思われていた鎖骨が偽関節だったようで、荷物(テントの横幕)をハイエースに積み込もうとしたら「バキッ!!!」とすごい音と共に折れた。そして、再手術してチタンプレートと元サヤ。(厳密には違うプレートだから、、、再婚??)

その後、病院を受診した結果、正式に鎖骨骨折が診断され、再手術する事となった。しかも今回は、腰骨の骨移植のおまけ付き!

ってことで、2回目の鎖骨骨折手術記事でございます。(まさか、また鎖骨骨折記事を書くことになろうとは・・・🥺)

Contents

鎖骨骨折の状況

冒頭書いた通り、鎖骨プレートの抜釘手術の2週間後、荷物をハイエースに積み込もうとした際に折れた。3m×3mテントの横幕3枚を重ねたものなので、10kgぐらいかな?そこまで重くない。ただ、横幕を入れる箱がちょっと奥にあって、無理な体勢で入れようとしたのは確か。

折れた直後、痛みはあまりなくて、それなりに動けた。違和感はあるものの、カートに15分×3回乗れた←

その翌日、ちょうど、抜釘後の経過観察の診察が入っていたので、病院へ。その際の先生とのやりとりが面白かった。

はるそめ

(三角巾で腕を吊って入室)

ドクター

(ちょっと笑いながら)
いやいや、三角巾なんてしなくて大丈夫ですよ。
(大袈裟だな〜)

はるそめ

いや、昨日荷物持った時に・・・(事情を説明)

ドクター

え、ほんとに言ってます?え、ほんとですか?

マジで焦ってた。そりゃ焦るよね。抜釘したての患者が腕吊ってやってきて、「また折れた!」なんてw

んでちょっと触って、、、「折れてます。」と。実は、若干、脱臼で済むかな?と期待してた。(脱臼は脱臼で大変そうだけど。)

んで、とりあえずレントゲン撮りましょうってことでレントゲンをとった結果。

ポッキリ。うっすら見える縦線は、ボルト刺さってたところ。

見事に折れてる。

ドクターから言われたのは下記。

  • 偽関節になっていた可能性がある。
  • 抜釘後に折れた症例は、自分が経験している中では2人目/100人以上。
  • 1年2ヶ月も待ってこれは、もう一度プレートでつなげても、正常にくっつかない可能性がある。
  • 再手術が必要だけど、おそらく、腰の骨を取って、鎖骨に骨移植することになる。
  • 上記1人目の患者は、これで完治した。

ってことで、骨移植のおまけ付きで、鎖骨にプレートを埋め込む手術を再びすることになった。まさか、こんなことになるとは・・・。

ちなみに、前回の手術記事は下記。

2泊3日で入院&手術

そんなこんなで、診察の3日後、入院。

ちなみに、折れ方が綺麗だったからか、前回追った時よりも断然楽。前回は一度横になったら起き上がれないから特設ソファーを作って寝てたんだけど、今回は普通に横になれるし、1人で起き上がれる。痛みも特に感じない。まぁ、追った直後にカート乗れたぐらいだしね。

てことで入院。スケジュールは前回同様、1日目は前泊、2日目が手術、3日目に退院。

初日と2日目の手術まではMacbook持ち込んでせっせとブログ書いたり仕事したり。

そして手術の時間。過去2回の手術、手術前に執刀医の先生と会話することってなかったんだけど、珍しく、今回は話す機会が。

念の為確認ですが、お腹切ります。骨移植します。きっと、術後痛いと思うけど頑張って!(笑)

茶目っ気たっぷり。可動制限あります?どこまであげて良いですか?って聞いたら、「大人しくするように」って言われた。
あと、看護師さんに「術後、ご家族に連絡しますか?」って聞かれて、何の気なしに「お願いします。」って答えたんだけど、後で嫁氏を泣かせてしまう結果にw

んで、いつものように、「深呼吸してくださ〜い。」って言われて意識を失い、気がついたら病室へ向かうベッドの上。

ちなみに術後、電話が来るなんて聞いてなかった&過去2回電話なんてこなかったのに病院から電話がきて、「旦那様の手術について、ご報告があります。担当医に代わります。」と意味深な感じで保留音になって、「これ、死んだヤツや!!」と泣いたらしい。
その後、退院について聞いたら、「お腹を切ってるので痛いと思いますが、旦那さんフィジカル強そうなのできっと大丈夫。あと、可動域を気にしてたけど、くれぐれも大人しくするよう伝えておいてください。」ってw

術後の苦しみについては、鎖骨周辺はかなり楽。前回のあの苦しみに比べると、全然楽。ただ、お腹を切られてる影響で、歩くのが死ぬほど辛い。腹筋にも全く力が入らない。トイレ行くのが一苦労。(おむつでするのが嫌で、気合いで行った。尿道カテーテルつけられたらどうしようかと不安だったけど、Noカテーテル。)

とはいえ、痛いものは痛く、ぐっすり眠れない。ってことで、映画見て気を紛らわす。観たのは「マネーショート」。昔読んだ、「世紀の空売り」って言う、アメリカのサブプライムローン問題を題材にした小説の映画版。金融界の狂気が垣間見れて、なかなか面白い。

翌朝、退院の日。辛かったらもう1日入院しても良いって言われたけど、よちよち歩きで退院することを選択。

お会計が60万円オーバーw

実は、3月31日退職、4月1日入社で転職した。その結果、手元に保険証がない!と言うわけで、手術費用全額負担。結果・・・

66万5000円

カード使える病院で助かった・・・。

ちょっと、日本の皆保険制度に感謝した。・・・んだけど、健保負担は46万円ちょっと。毎月天引きれる健康保険料の約1年半分か・・・。

にしても今回、骨移植のおかげか治療費が高め。

手術が終わったと思ったらコロナ

実は、入院直後あたりから我が家の5歳児が保育園で濃厚接触者となり、登園自粛となっていたんだけど、、、退院当日の夜から39℃の発熱。しかも息苦しいって言ってる。これは・・・。日曜日になると、本人は元気そうになったものの、熱は下がらず。

んで翌月曜日、ほぼ回復w

病院に行って検査すると、陽性。保育園自粛期間がまた伸びた・・・🥺

そしてその2日後あたりから自分にも微熱が出始め、3日後に喉の痛みと38℃の熱が出たタイミングで病院を受診。結果、新コロ陽性。約10日間の自宅隔離が確定。さらに遠のく復帰・・・。
ただ、県民共済から自宅隔離期間中は入院給付金が出るらしく、8,000円×10日で80,000円。正直、ワクチン2回打ったおかげか、風邪気味レベルの体調不良具合なんだけど、、、80,000円ももらって良いんだろうか??

あと、まだ保険証が手元に届いていないので、5歳児分も自分の分も全額負担。合計4万円。

前回転職した時もそうだったんだけど、転職直後の保険証が無いタイミングで病院行かないといけなくなるジンクスなんなんだろう。

抗原検査結果。うっすらでも2本の線が浮かんだら、The・陽性。

あ、念の為、保険証届いたら7割分は戻ってくる予定!

術後経過について

前回の鎖骨骨折手術記事を見る限り、今回の回復速度は非常に早い!

前回、ブラインドタッチができるようになるまで手術から8日かかったけど、今回は2日。
前回、術後2週間は60°までの挙上制限がかかってて、かつ、限界の60°までなかなか上げられなかったんだけど、今回は術後5日で90°まで上げられそうな勢い。寝てる時とか、ふと気づいたら90°ぐらいまで腕を上げてしまってたりする。

ただ、お腹を切った部分はなかなか厄介。
術後3日間は、負傷兵のような歩き方しかできず、腹筋に力が入れられないから、一度横になると起き上がるのに一苦労&激痛。くしゃみ&せきすると激痛だし、術後1週間経過した今時点でも歩くと痛みがある。

なので、コロナ×花粉症のコンボはマジで辛いw

これからのこと

そんなこんなで、新コロのせいで未だに病院へ行けてないんだけど、、、とりあえず、直近の復帰ターゲットとしては5月中旬のカートレース鈴鹿Rd2。
自転車レースはどうしようかな・・・。今年のターゲットとしていた6月の全日本マスターズRRは出れるだろうけど戦えるレベルまで持っていける気がしない。諦めて、11月のおきなわをターゲットに頑張るか?と思いつつも、とりあえずローラー台解禁されてから考えようかなと。(色々あって、復帰系はドクターの指示に100%従う方向。)

骨折直後は骨だけじゃなく心まで折れそうだったけど、手術が終わって落ち着いて(コロナ陽性なってるけどw)、少し気持ちが晴れてきた。

ただ、今回、落車したわけでは無いのでおそらく、バイクルベストの保険金はおりない。これぞまさしく、骨折り損のくたびれもうけ

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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