Sacra DBサースター インプレ。振動吸収するカーボンエアロハンドル。

去年の誕生日、嫁氏にプレゼントしてもらってからずーっと使ってたBP4ハンドル。

とても良いハンドルだと思うんだけど、思うところあり、前々から気になっていたSacraのDBサースターに変更してみた。

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Sacra DBサースター。

元シマノのホイール開発者が立ち上げ、格安カーボンクリンチャーホイールで有名なSacra-Cyclingが開発・販売しているカーボンハンドル。

微妙なホイール本を出版し、のむラボさんと論争?喧嘩?になってたあの会社。←

メーカーが謳うこのハンドルのメリットは、下記の通り。

  • DB Reduction技術によって、振動が60%減。
  • エアロ形状により、48km/h走行時の抵抗がノーマルハンドルに比べて9wattの抵抗減
  • 日本人にあったショートリーチ、ショートドロップ

メリット全て、「疲れにくい。」に言い換えられる気がする。

振動60%減→疲れにくい。9watt抵抗減→少ないパワーで走れる→疲れにくい。ショートリーチショートドロップ→握りやすい→疲れにくい。的な。

詳しい説明はメーカーサイトにて。
※追記:Sacra Cyclingさん、色々あって廃業してしまった模様。色々の内容は割愛するけど、なかなかひどい会社だった模様。

装着。見た目は◎。

ちなみに、装着にはかなり苦労した。と言うのも、中通しの穴が狭くて、アウターケーブル 2本通すのは超ギリギリ。
さらに、中通しの穴からSTIの穴へのケーブルルーティングにかなり無理がある。すんごい曲げないと入らない。(写真撮り忘れた。←)

そんなこんなで苦労しつつ、組み上がったのがこれ。バーテープはスパカズ。

振動吸収性能は、もちろん()体感できない。

本製品のメインコンセプト、振動吸収性。当然?、そんなもん感じられず。
メーカーの実験データを信じるしか無いかなと。ていうか、こんな違いまで感じられる敏感な人っているのだろうか?自分が鈍感なだけ??

以下、メーカーサイトから引っ張ってきた検証グラフ。

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SacraのWebサイトに公開されている、ハンマリング試験結果。

確かに、グラフを見ると振動が減ってる。なんだけど、基準がよくわからんから判断できない。とはいえ、こういった特性やデータを公表したハンドルってそうそう無いし、ポジション合うなら良いんじゃないかな。と。

エアロ効果も、もちろん()体感できない。

数値的に、ローハイトリムホイールからミドルバイトリムホイールぐらいのエアロ効果な気がするけど、体感できず。ま、そんなもんですよね。

じゃあデータ的には?っていうと、こんな感じらしい。

f:id:haruki_mattari:20180718175133p:image
SacraのWebサイトに公開されている、風洞実験結果。JAXAで測ったらしい。

9wattって、結構でかい気がする。体感できないけど。

持ちやすいような、持ちにくいような、バートップ。

バートップは、最近流行りのエアロ形状になっていて、平べったい。

f:id:haruki_mattari:20180719151901j:image
平らなバートップ。

実際に使って見ると、登りでハンドルを引くような動作はやりやすい。

バートップ上に肘置いてのエアロポジションも取りやすい。

ただ、のんびり走る時は、握りにくい。

そんな感じ。もちろん、好みの問題が大きいけど。

かなり握りやすい、下ハン。ドロップ浅いけど。

ドロップ部は、125mmと物足りない感じ。
クリテ用のVigorelliに使ってる、OvalのR950は150mmドロップ。

ただ、下ハン握った時のブレーキの握りやすさはかなり良い。ロードレースなら、下りで下ハン持ったりするし、この形状の方が良いかも。クリテならイマイチだけど。

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浅いドロップ。

総評。しばらくこれで。

と、言うことで、振動吸収してるらしいし、エアロ効果も高いらしいし、握りやすい。

ってことで、このまま使ってみようかなと思ってる。

それに、2万5000円ちょいでフルカーボンで230g。コスパはかなり良いのではないかと!

ただ、ステムとハンドルのメーカーとモデルを合わせたい派な人間としては、ステムがラインナップにないのはマイナスポイント。開発ロードマップにはあるっぽいので、リリースされたら即買おっと。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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