Panaracer Agilest Duro TLR インプレ【トレーニングからレースまで使える、超万能タイヤ!】

こんにちは、はるそめです。

今回はここ数年愛用しているタイヤ「Panaracer Agilest Duro TLR(パナレーサー アジリスト デューロ)」のインプレでも書こうかなと。

気づけば3セット(途中、Vittoria Corsaに浮気して、すぐ戻したものの)連続で使ってる。

というのも最近、ミニマリスト思考に目覚めてしまい、決戦用タイヤを準備して家に置いておくことにストレスを感じる体になってしまった。ってことで、トレーニングはもちろん、レースでも使えるタイヤが欲しい。そんなワガママにぴったりハマったの、はるそめ的超万能タイヤ・Panaracer Agilest Duroのインプレでございます。

Contents

Agilestより、Agilest Duro推し

Panaracer Agilestシリーズにはいくつかモデルがある。

Panaracer Agilest 製品サイトより。

今回インプレするDuroは、高耐久性モデルに位置付けされる。

ノーマルAgilestがオールラウンドモデルって位置付けなんだけど、個人的にはノーマルAgilestが他社の転がり抵抗を抑えた決戦用で、Duroがオールラウンドだと思ってる。

というのも、Agilestには耐パンクベルトが入ってない。

Agilestのタイヤ構造

AX-Alpha Cord

柔軟性にも優れた0.14mm径の超軽量極細コード。素材改良により転がり抵抗がさらに軽減し、高密度に織り込むことで軽量化に貢献。

耐パンクの役割は無いらしい。

流石に、トレーニング利用するタイヤに耐パンクベルト無しはキツい。生産性上げて時間を絞り出して朝練するような社会人レーサーには特に。「Agilestすぐパンクする!」ってコメント、レビューやSNSでよく見るよね。

対してDuroは下記の通り、しっかり耐パンクベルトが入ってる。コンパウンドはAgilestと一緒。

Duroのタイヤ構造

プロタイト ベルト

高い耐貫通パンク強度を誇る超高強度の補強材をトレッド下部に配置。ケーシングの構造強度を高めて耐貫通パンク性能をアップ。

Agilestの乗り心地、特に接地感は最高なんだけど、自分の用途的にはDuro推し。日々、生産性を高めてトレーニングと仕事をこなす自分にとって、パンクリスクが高いのはいただけない。

ちなみにDuroはタイヤ幅が32cまでラインナップされていて、自分は30cをチョイス。(太タイヤの乗り心地を覚えてしまうと、細タイヤにはもう、戻れない・・・!)

雨でもレースでも十分使えるグリップ感

てことでここから、具体的にインプレを書いていこうと思う。まずはグリップ感から。

ここ最近、雨でも実走に出かける自分にとって、タイヤのグリップ力は最重要事項。多少転がらなくても良いし、重くても良いから、グリップ力が欲しい。トレーニングだけじゃなくてレースでも。
理由はシンプル。落車して怪我したく無いから。怪我すると、コツコツ積み上げてきたものが一気に崩れる。(3回の鎖骨骨折で体感済みw ※参考記事:また鎖骨折れた?→2回連続偽関節骨折

近所の約2km/8%の登りをドライもウェットも死ぬほど往復し、けいはんなサイクルロードレースで使ったりと、結構使い込んだんだけど、滑ってヒヤッとするシーンは一度も無かった。対して、途中浮気して使った”Vittoria Corsa G2.0″では、たった300km乗っただけで数回ヒヤリハット有り。

Agilest程の、路面に吸い付くような接地感は感じられないんだけど、Agilestと変わらないぐらいグリップするように感じる。

けいはんなサイクルロードレースでは、コーナーで前の選手を数人まとめて捲れるぐらいの安心感があった。グリップが信頼できるからこそ、コーナーで攻めて足を温存できる。レースでもトレーニングでも使える、「超万能タイヤ」だと確信した瞬間だった。

2年3セット0パンク

雨仕様

続いて、耐パンク性能について。

今の所、2年間で3セット消費したんだけど、パンク無し。ちなみに、シーラントは50ml入れた状態。一度入れたら入れっぱなしだから、最後の方は無くなってそうではあるけど。

自分が使う限りは「耐パンク性能はピカイチ!」と言えるかと思う。

ただ、大体6ヶ月〜8ヶ月ぐらい使うと、タイヤ表面のひび割れが目立ち始めるから、そこで交換。って感じ。あと、タイヤの溝?はそこそこ減る。Vittoria Rubinoのような、走っても走っても減らない!なんてことはない。

パンクはしないけど、寿命がめっちゃ長いわけではない。って感じ。

乗り心地は固め

続いて乗り心地。耐パンクベルトが入ってないAgilestに比べると当然、乗り心地はよくない。Agilestのもちもち感はあまり感じられず、固め。

コンパウンドは同じでも、耐パンクベルトが入ると乗り心地って変わるんだね。

ってことで、普段のトレーニングユースでは空気圧を低くして対応。3.8〜4.0barぐらいにすると、個人的には乗り心地が改善して良い感じ。

コスパ最高

このブログを書いている時点で、ドル円の為替レートは149.45円/ドル。それに合わせて海外メーカーのタイヤ価格は上がり、海外通販を使うメリットも薄れてきてる。

そんな中、Agilest Duro TLRは、この記事を書いてる時点でAmazonで30cが6,500円。(定価は8,800円)

4ヶ月毎に入れ替えても、年間39,000円。トレーニングからレースまで使えてこの金額なら、コスパは最高だと思う。4ヶ月毎に入れ替えてれば、パンクなんてほぼ経験しないと思うし。

まとめ。Panaracer Agilest Duroはトレーニングからレースまで使える、超万能タイヤ!

ブログネタ的に、次は違うタイヤを使おうと思っているんだけど、ブログとかやってなかったら多分、一生このタイヤをリピートするんじゃないかと思う。ってぐらい、気に入ってる。

ドライでもウェットでも、平坦でも下りでも問題ないグリップ力、パンクする気がしない耐パンク性、1本6,500円で買える低価格。

決戦用ホイールセットなんて用意せず、トレーニングからレースまで全て1セットで対応したいミニマサイクリストな自分には最高のチョイス。それが、Panaracer Agilest Duro TLR 30c。おすすめ!

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