vivoシリーズを4台使った僕のGarmin vivomove hrのインプレ。自転車乗りにとってベストな選択か!?

vivomove hrを使い始めて3.5ヶ月が経過。良い所悪い所が見えてきたので、インプレ記事を書こうかなと。

以下、届いてすぐの記事。

Contents

僕がvivoシリーズにこだわっている理由。

タイトルにも書いたけど、vivomove hrで通算4代目のGarmin vivoシリーズ製品。今までの利用遍歴は下記の通り。

vivofit3

vivosmart hr+

vivosmart3

vivomove hr
(この中で一番満足度が高かったのは?と聞かれると、vivomove hrかなぁ。)

ちなみに、結構な不満を抱えてる。じゃあなんで、不満だらけなのにvivoシリーズを買い続けるのか?というと、「カタログスペック的に、Garmin Edgeシリーズのサイコンを使う自転車乗りにとってベストなスマートウォッチだから。」
でもそれも、あくまでカタログスペック上の話であって、実際のスペックでは・・・。(その辺は後述。)

ちなみに、自転車乗りにとってvivoシリーズがベストだと思う理由は下記の通り。だから、Apple WatchじゃなくてGarminのvivoシリーズを使ってる。

  • Garmin Edgeに心拍数を飛ばすことができる。≒乳バンドからの脱却。⇒Apple Watchじゃサイコンに心拍数を飛ばせない。
  • Garmin Connectで、ライフログもライドログも一元管理できる。⇒Apple Watchじゃ別管理。たぶん。
  • vivomove hrの場合は、心拍数を飛ばしていても時間が確認できる。⇒Apple Watchじゃサイコンに心拍数を飛ばせない。

もちろん、上記に加えて、Apple Watch程じゃないけどスマートウォッチやフィットネスバンド的要素もある。通知機能とかアラーム機能とかとか。

vivomove hrの良いところ。

スマートウォッチとアナログ時計のハイブリッド。

vivomove hrを買うことにした決め手。電子パネルで色んな情報を表示させるスマートウォッチでありながら、アナログの時計針を装備している。いちいちディスプレイを光らせなくても時間を確認できるのはかなりのメリット。ウォッチである以上、時間を確認する機能は重要。

また、前作のvivosmart3までは、ブロードキャストモード(心拍数をサイコンに飛ばす機能。)中、画面上には心拍数しか表示させられないクソ仕様だった。(なんで、心拍数をわざわざサイコンに飛ばしてんのに、お前も心拍数表示してんねん。と。)

その点も、vivomove hrのアナログ時計が解決してくれた。相変わらず画面上は心拍数なものの、アナログ時計針が現在の時刻を指示してくれる!Edgeに現在時刻は表示させていないから、個人的にはすごいうれしい。

vivomove hr display
デジタルとアナログのコラボレーション。あ、ちなみに、何か操作すると、アナログ針は10時10分になります。w

ライフログ機能がなかなか良い。

ライフログ機能がなかなか秀悦。主に、下記が取得できる。

  • 歩数・階段上昇数
  • 心拍数(安静時・最大)
  • ストレスレベル
  • 睡眠深度

歩数とかストレスレベルとかは「だから何?」レベルの情報なのでおまけみたいなもんだけど、睡眠トラッキングはかなり使える。ちゃんと睡眠時間が確保できているかどうかを数値化して毎週振り返れるのは◎。
この睡眠トラッキング機能も、前作のvivosmart3ではかなり精度が悪かった。思いっきり朝練行ってるのに、まだ寝てることになってたり、8時以降にちょっとでも充電すると、その後たくさん動いても寝てることになるし。その辺、vivomove hrではしっかり改善されている。ほぼほぼ正しいと思えるデータにしか、今のところ遭遇していない。

安静時心拍数の計測は、正直よくわからない。というのも、思いっきりTSB(パワーデータから算出された疲労度)がマイナスになっても、しばらく自転車乗らずに元気一杯でも、数値がほとんどかわらない。そういうもんなのか、vivomove hrの計測がイマイチなのか、判断がつかない。とりあえず、もう見てない。←

フィットネスバンドとしての機能も良い。心拍計を除いて。

心拍計機能を除く、フィットネスバンド機能も悪くない。特に、筋トレ機能はかなり便利。

動作から、自動的に種目を検知し、レップ数を管理してくれる機能なんだけど、何が良いって、セット間のタイム計測をシンプルな操作でやってくれるところ。これが便利で、ついついダラダラ長めに休憩してしまうのを防いでくれる。あと、筋トレを何分やったのかがわかるのも良い。
ちなみに、種目の検知とセット内のレップ数計測はかなりいい加減なので、見てない←

充電がそこそこ長持ち。

Apple Watchが2日程度しかもたないのに対して、vivomove hrは3〜4日もつ。カタログスペック的には最大5日って書いてるけど、自分の使い方だとそれぐらい。

Garmin ConnectやGarmin Edgeと連携するところ。

前述の通り、データの確認はGarmin Connectでできるので、Edgeユーザーには嬉しいはず。(StravaやTraningpeaksに自動で飛ばせたりもするし。)
また、ブロードキャストモードで心拍数をBluetoothでEdgeに飛ばせるので、乳バンドいらず。(なんだけど、逆に超不満ポイントに。後述。)

vivomove hrの悪い所。

心拍計の精度が悪すぎる。

一番の不満ポイント。とにかく、ありえない心拍数を叩き出す。例えば、下記グラフ。上段が心拍数で、下段がパワー。最初と最後の15分は練習場所への移動。間の約1時間、ノンストップでTT走をした。

f:id:haruki_mattari:20180418171429j:image
不自然な心拍グラフ。

おかしなグラフになってる。1時間TT走の真ん中あたりで突然、心拍数が激減。急に走るのをやめたって、こんな落ち方はしない。そんな強靭な回復力は持ち合わせていない。←

そして激減後、100bpm前後の心拍数で推移。この数値は、ほぼ回復走レベル。この間、体感的にもパワー数値的にも、L3-L4レベル。なので、心拍数も150〜165あたりまでは上がるはず。いくらなんでもおかしい。

と、毎回こんな具合で、途中からおかしな数字になる。(激減する前も、アレ?って数値が出たりはしてるが。)
ちなみに、前のファームウェアバージョンでは、20分経過したあたりで計測すらされなくなるバグがあった。詳しくは下記記事。一応、v3.7で途切れはしなくなった。低くはなるけどw

と、いう感じで、心拍計に関しては、まったくもって実用に耐えない。ファームウェアでの改善を期待してはいるけど、改善の兆しは一向に見えない。(心拍機能付きvivoシリーズをリリースしてから何年経ってんだ?と。)

乳バンドからの脱却に惹かれて使い続けているものの、そもそもの心拍数計測から脱却しつつある。(取れるデータは取っとくべきだと思ってるので、良くないことだけど。。。パワーメーター付いてないシクロクロスの時とか困るし。

あれ、不満ポイントって心拍計機能ぐらいかも?致命的ではあるものの・・・。

以下、心拍数の検証記事。

まとめ。次のフィットネスバンド(スマートウォッチ)もvivoシリーズにするか?

ちょっと前、こんなツイートした。

ただ、ちょっと冷静になって考えてみると、やっぱりvivoシリーズかなぁ?と。心拍計としては使えないものの、Apple Watchほどこまめに充電する必要ないし、標準機能として筋トレ管理機能付いてるし、睡眠トラッキング機能は精度良くなった上に、走行ログと共にGarmin Connectで確認できるし。

次のApple Watchが出るまでvivomove hrを使って、ファームウェアアップデートで心拍機能の改善が見られなければ、きっぱりvivoシリーズとはさようならして買い替えかな。。。

アップデートに期待。Garminさん、まじお願いします。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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