GoogleスプレッドシートでPMCを作ってパワートレーニング

前はTraning Peaksの有償アカウントを使って、PMC(Performance Management Chart)の管理をしてたんだけど、ここ2年ぐらいはGoogleスプレッドシートで代用してる。

今、Treaning PeaksのPremium Planだと約$119.04/年。$1=110円って考えると、13,090円/年。2年はGoogle運用してるから、26,180円の削減効果。←

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Googleスプレッドシートで作ったPMC。

まずは僕の成果物()を。

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入力画面。基本、ここに入力するだけ。
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週別のサマリー。
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月別のサマリー。
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PMC。
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週別のTSS推移。

手入力が必要だけど、ブログ書くついでに入力すれば、そんな手間じゃない。クラウド上で管理できるから、どの端末でもアクセスできるし。

あと、ただの表計算ツールだから、シミュレーションは楽だし、グラフも自由に作れる。

詳しい分析はGolden Cheetahでやれば良い(というか、じゃないとできない)から、意外と不便なくいける。

PMCの作り方。

必要な計算式は3種類のみ。

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①、②、③のセルに計算式入れて、後はコピー。

計算式①:ATLの算出。

ATLとは、Acute Training Loadの略で、疲労度を表す指標。直近7日間のTSSの移動平均で算出。

高ければ高いほど、疲れてることになる。

以下、①に入力する数式。

=E3*(1-EXP(-1/7))+H2*EXP(-1/7)

この式を解説しろと言われると、出来ない。←
ただ、代入すべき値はシンプルで、E3はその日稼いだTSSを。H2は昨日時点のATLを代入すれば、その日終了時点のATLが算出される。

計算式②:CTLの算出。

CTLとは、Chronic Training Loadの略で、体力を表す指標。直近42日間のTSSの移動平均で算出。

高ければ高いほど、よく練習できていることになる。

以下、②に入力する数式。

=E3*(1-EXP(-1/42))+I2*EXP(-1/42)

E3に代入するのはATLと同じく、その日稼いだTSS。I2に代入するのが、前日時点のCTL。

計算式③:TSBの算出。

TSBとは、Training Stress Balanceの略で、調子を表す。その日のCTLからATLを引いて算出。

プラスだと疲労が少なく元気。マイナスだと、疲れてる状態。ただ、数値が大きすぎると、ただの練習不足になってしまうので、+5ぐらいに合わせるのが良いとされてる。

以下、③に入力する数式。

=I3-H3

I3にその日のCTLを、H3にその日のATLを代入して算出。

あとは、12月31日の行までだーーーーっとコピーして、週別サマリーとか月別サマリーとかグラフとかをお好みで作れば完成。

ダウンロードと使い方。

「作るのめんどくせーよ!」って人のために、テンプレートのリンク、貼っときます。

これを、自分のドライブにコピーして、ご自由に使っていただければと。

以下、使い方でございます。

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入力シート。H2に昨年末のATLを、I2に昨年末のCTLを入力し、あとはD〜G列に日別の数値を入れる。
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月別サマリー。勝手に計算。
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週別サマリー。勝手に計算。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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