2017年 ツール・ド・おきなわ 市民210km:1落車1パンクでなんとか完走

今年のおきなわが終わりました。パンク→ノーパンク→パンク→ノーパンクときて、今年はパンクかなー?なんてネタで言ってたつもりが本当にパンクした(*´Д`*)
ということは、来年はパンクしないはずだから頑張る。

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ツール・ド・おきなわ 市民210km 146位

項目 今回 前回(2016年)
クラス 市民210km 市民210km
順位 146位 63位
レース前CTL 85 86
レース前TSB +28 +14
時間 6時間1分 Top差+36分 5時間52分 Top差+32分
平均パワー 152w 163w
NP 191w 197w
平均心拍数 159bpm N/A
最大心拍数 193bpm N/A
平均ケイデンス 83rpm 86rpm

落車&パンクの影響もあって、去年より数値的には劣ってる。ただ、今年のリザルト見てて、落車とパンクなくても目標のトップ50は厳しかったかなぁ。なんか、毎年レベル上がってる?

準備

今年から、ゼッケンとゼッケンプレートの質が上がって豪華になった。セパレートワンピは広島落車で穴だらけになってしまったので、レジフィットプロジャージにゼッケンぺたぺた。

補給食も用意。マグオンは受付会場で安く売ってるので毎年多目に買い溜め。

  • 水1本
  • CCDドリンク 1本
  • メイタン サイクルチャージ金色 2袋
  • マグオン 5袋
  • エネ餅 1袋
  • 2RUN 2袋

涼しかったのもあって、CCD1本、メイタン2袋、マグオン2袋、2RUNしか使わず。最後、お腹空いたので足りなかったっぽい。来年は序盤からこまめに摂らないとな。

ツール・ド・おきなわ補給食
持って行った補給食たち。

スタート前

5時からホテルで朝食を摂って、一度部屋に戻る。んー、なんか、眠たくてテキパキ動けない感じ。21時には寝たのに。
6時半頃に会場について、並ぶ。昨年より順番待ちが激しい感じ。。。スタートは前から3分の1ぐらいのところから。

スタート〜普久川ダム入り口

7時27分、スタート!
パレード区間は問題なく進み、だいたい50番手ぐらいでリアルスタート。極力前目で走るようにしながら、2年前のパンクポイントを無事通過(笑)

そのまま問題なく、本部半島へ。昨年はここの下りで大落車があって巻き込まれてしまったので、集中して、前目で走る。特に落車を見ることなく、去年の落車ポイントを通過。一安心。

で、約40km地点の本部大橋手前の狭い左コーナーで大落車発生。完全に前は自転車と人の山で塞がっていて、速度的にも止まれない。「あー、これは終わったな。。。」と思いながら突っ込む。
前の人だか自転車だかに寄りかかるように止まって、後続の選手が大量に突っ込んできてミルフィーユ状態(笑)に。右足のクリートが外れず、他の選手の自転車がで挟まれて痛い。。。

なんとか抜け出して、状況確認。
右上半身が痛いけど、骨はなんともなさげ。動かせる。自転車はチェーンが外れててホイールが回らない。とりあえずチェーンをかけて、ズレたブレーキを直す。ホイール曲がってるなよー。。。と祈る気持ちで。
ブレーキ位置直したら、ホイール回った!急いで飛び乗って、走り出す。走り出して気づいたけど、ステムがズレて、ハンドル曲がってる。乗りにくいけど、しゃーない。。。
追走集団でローテ回しながら、10分ぐらいでなんとか復帰。ひとまず、ホッと一息。ただ、この落車以降、チームメイトのキノさんの姿が見えない。後で聞いたら、この落車で機材が終わったと。。。orz

西海岸に入ってからしばらく走ってると、突然集団がペースダウン。どうやら、有力所のトイレタイムみたい。

丁度良いので、自分より後ろにたくさん選手がいるのを確認して、曲がったハンドルを直すべくストップ。
元に戻そうと試みるも直らず、諦めて再スタート。
すると、イナーメの龍ちゃんが!「後ろ待とう!」と声をかけてくれて、「うっす!!」と。ちょっと感激。しばらくゆっくり走ってると、「車来たよ!」と。後ろを見ると、IRCのサポートカーが上がって来てたので一緒に飛び乗ってカーペーサー。
初めてやったけど、こりゃ楽やわ。60km/hぐらいでぐんぐん追いかける。で、車が上がれないところまで行って、そこから4人ほどでローテして復帰。
結果的に無駄足使ってしまったけど、すごい経験できた!曲がったハンドルにも慣れて来たし。笑

そんなこんなで、平坦区間で満身創痍になりつつ普久川ダムの入り口までこれた。

普久川ダム1回目〜普久川ダム2回目入り口

普久川ダム1回目:17分58秒 AP233w

いよいよ普久川ダム。去年はギリギリ最後尾で登り切ったけど下りで千切れた。今年は耐えたい!
入り口は50番手ぐらいから。例年、ここで50人ぐらいに絞り込まれるので、位置を下げたら終わる!と気合を入れて登る。
たまに現れる下りの惰性を最大限活用しながら省エネ走法で登ってたらKOM。去年とほぼ同じタイムだけど、去年に比べてだいぶ余裕がある。ちょっとは成長したってことかな?
数値的には、APで4.2倍弱。NPだと4.5倍ぐらい?

去年千切れた下りへ。ハンドル曲がってることもあって、思い切って攻められない。徐々に順位を下げながら下る。
去年より後ろに人がいたので千切れることなく下りも突破!ここから先は、未体験ゾーン!

普久川ダム以降のアップダウンは落ち着いたペースで進み、奥の登りへ。

奥の登り:10分27秒 AP217w

奥の登りもまったりペース。これでもStravaでPR出てるので、市民100kmよりも速いのね。

奥の登りもクリアして、集団はまだ100名弱はいる。今年は緩いのか、レベルが高いのか。2回目の普久川も耐えないと、目標のトップ50はつらいなー。。。なんて考えてたら、リアタイヤからいやーな感じの振動が。

そして、だんだん振動がダイレクトに伝わるようになって来た。
「おいまじかよー(*´Д`*)」
とりあえず、まだ完全に空気が抜けきってないから、普久川入り口までは集団最後尾で走る。最大限ドラフティング効果を得ようと。

普久川ダム2回目〜ゴール

普久川ダム2回目:23分0秒 AP202w

普久川ダムへ向かう左コーナー手前で手を上げて、ニュートラルバイクからホイールをもらう。その間に集団は遥か彼方。追い上げられるほどの脚もないし、50人以上余裕でいたので、今年の沖縄は完走を目指すのみとなった。

単独で普久川ダムを登り始める。交換してもらったホイールが超重い。(RS-21にディスタンザな鉄下駄仕様。加えて空気圧は4barしか入ってない。。。)

ちんたら走ってたら、後ろから長妻さんがやってきた。海岸線でスポークが折れちゃったらしく、ニュートラルホイールで。「このホイールヤバイよね〜。」なんて喋りながら登る。そして千切れる。もうだめだ。(笑)

すると後ろから、「おい、うえだー!なにしてんだー!」とヤジが。市民100kmU39の集団を引っ張るシンイチさんとトミーさん。心の中で応援しつつ、見送る。

しばらくすると、100kmの千切れた選手や、追いついてきた210kmの選手達でグルペットが形成された。最終的に、30人近くの集団になったかな?

あとは、この集団で走って完走って思ってたけど、170kmを過ぎたあたりから全く踏めなくなり、お千切れ。その後もただただ惰性で走るのみ。

すると、100kmOver40の先頭集団を走るシゲさんとオザワさんが。心の中で応援。千切れても知り合いとたくさん会える市民210kmクラスはお得かもしれない。(笑)
イナバさん待ってたけど来なかった(*´Д`*)

あとは1人で走る。平坦で人の後ろにつくことすら出来ないほど弱りながら。羽地でたくさんの人が応援してくれて、ちょっと感動。
羽地以降は、最後の力を振り絞って、20人程の集団の後ろに着く。最後はせっかくなのでスプリント。集団2番手でゴール。

ゴール後

レースが終わった途端、落車で当たったところが痛み出す。あと、疲れて動けない。ヨチヨチ歩きの1歳児に千切られるぐらい。

ただ、完走できてよかった。感想すら出来なかった2年前に比べて、多少は達成感がある(笑)
完走しなきゃ、なにも残らないもんね。。。

やっぱり沖縄は特別なレース

やっぱり沖縄は特別で、レースが終わるとすぐに、来年のことを考えてる。
冬場にしっかりベース作って、沖縄前の9月、10月はしっかり距離乗って長距離耐性つけて、パンクしないはずの2018年、リザルト1枚目目指して頑張ろう。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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