こんにちは、はるそめです。
突然ですが・・・
登り坂を長くする魔法を思いついた!←
というのも、2023年に埼玉県から奈良県に引っ越してきて以降、毎朝のトレーニングはぼっちで近所の登り(1.8km/8.4%)を往復してるんだけど、ロードのメインバイクであるMerida Scultura 10k-eで登るとテンポ走強度で約10分ちょい、SST強度で9分台、FTP強度だと9分切って8分台。
トレーニングメニュー的に、3×10分 SSTとか、2×10分FTPみたいなメニューを実施することが多くて、あとちょっと、登りの距離が足りない。
近所の登りは家から500mぐらい坂を下ったところにあって立地は完璧。頂上が公園だから、車は殆ど通らない。両サイドの木のおかげで、大半が日陰。最高すぎる環境・・・あと500m長ければ・・・!
とはいえ、地形を変える魔法は使えないので、おとなしく3×10分を4×8分とか、短く回数多くして対応してた。
そんな中、あることを思いついた。
「自転車を遅くしたら良いんじゃないか!?」
登り坂の距離を伸ばすことはできないけど、自転車を遅くして、相対的な登坂時間を伸ばしてしまえば良い。
ってことで、シクロクロスシーズンに使ってるセンタースリック(ファイルトレッド)タイヤである、”Vittoria Terreno Dry”で舗装路でのトレーニングをすることにした。
3ヶ月近く、シクロクロス用タイヤを舗装路でのトレーニングタイヤとして使ってきた感想をブログにまとめたいなと。
タイヤとギア比について

まずは機材について。
トレーニングタイヤとして利用しているのは冒頭書いた通り、VittoriaのTerreno Dry。タイヤの両サイドにノブがあるものの、中央部分はヤスリ型のスリック形状。センタースリックとか、ファイルトレッドと呼ばれる、ドライ路面のシクロクロスレースで使われるタイヤ。

センタースリックとはいえ、ロードタイヤに比べると路面抵抗は大きいし、重いしで、同じパワーで踏んでても明らかに遅い。この遅さが、良い!実際、ロードで使用しているPanaracer Agilest 30cが290gに対して、Vittoria Terreno Dry 33cは410g。約1.4倍重い。
ただ、遅くなった結果、テンポ走強度で踏むとギアを使い切ってケイデンスが50rpmになっちゃう!なんてことになるとトレーニング的に元も子もないので、ギア比はできる限り大きくした。
クランクがGRXのフロントシングルなので、これに合う自分が知る中で最も小さいチェーンリングをチョイス。さらに、シマノのロード12s用カセットスプロケットの中で一番大きいと思われる、105のスプロケットをチョイス。
これで、フロントが36T、リアが36Tでギア比1.00。ケイデンス80rpmで時速10km/h。斜度が8%あるから若干足りない気がしつつも、及第点。
もっとギア比を大きくする手段があったら教えて欲しい!(MTB用コンポの利用は除く。)
実際にセンタースリックタイヤでのトレーニングを3ヶ月続けてのメリデメ
そんな機材構成で、3ヶ月間、週末のロング走を除き、ほぼ毎日朝練で使用。
⭕️:同じパワーでより多くの時間がかかるようになった
普通に考えるとデメリットなんだけど、ぼっちトレーニングの観点で見ると、めちゃめちゃメリット。ざっくり、ロードタイヤで登った時と同じパワーで踏んで、+30秒〜1分ぐらい。
3×10分SSTがこなせるようになったし、FTP走の場合は空気圧を1.5barぐらいまで下げれば、10分かけられる。おかげでメニューを不本意に分割する必要がなくなって非常に良き。
遅いって素晴らしい!
⭕️:天候言い訳にできなくなった

はるそめファンなら知ってるかもしれないけど私、大のローラー嫌い。実走原理主義者と言っても良いかもしれない。
特に、Peaks Coaching Groupのコーチングを受けるようになってから、FTP計測以外で1度もローラーに乗ってない。(ぼちぼち売ろうかと思ってるものの、流石に真冬の雨の日は使うと思って思い留まってる。ワンチャン、真冬の雨でも外行くかも?)
ってことで、基本的には雨でも実走してメニューをこなす。いつもの坂で。(よくよく考えると、雨の中何往復も坂を往復してる30台男って怪しさ満点。)
そんな中、シクロクロスタイヤだと雨の下りも幾分か、安心。
「雨の日は落車のリスクが高くて危ないから、辞めておこう。」なんて、Low-Tな言い訳が浮かばなくなる。
「雨の中走ったら、風邪引くかもしれない!」については、毎朝コールドシャワー浴びて、トレ後にプロテインとグルタミンを摂っていれば大丈夫。たぶん。知らんけど。
⭕️:ちょっとやそっとじゃパンクしない

本来は、砂利や泥の未舗装路を走るためのタイヤ。当然耐パンク性能は軽いロード用タイヤより高いから、ちょっとやそっとじゃパンクしない。
それに、奈良県って道が悪くて舗装が削れまくりなんだけど、シクロクロスタイヤなら幾分、マシ。路面が悪くてペダル踏めなくてターゲットパワーから大きく外れる。なんて事が少なくなる。
✖️:ドライでのグリップは劣る
シクロクロスタイヤの方が、ロード用のスリックタイヤよりグリップしそうなイメージがあるものの、実際には逆。ロード用タイヤに比べて接地面が狭い分、グリップしない。
特に、下りコーナーで深めにバイクを倒すと危険。サイドノブが接地してグリップが抜ける。
なので、アップダウンを含んだ長い距離を走るような乗り方(テンポ走とかLSDとか)には向かないと思う。
✖️:爽快感ゼロ。平坦走ってても何一つ楽しくない
そりゃ、遅いんだから楽しくないよねって話。ただ、走ってる途中に未舗装路見つけて突撃するのは、、、楽しいかも。
⭕️?:抜かれても言い訳できる←
もしかしたら一番のメリットかもしれない。
トレーニング中、それぞれメニューがあるとはいえ、他のサイクリストに抜かれるのって、気分良くないよね。でも大丈夫。シクロクロスタイヤ履いてれば、「だって俺、シクロクロスタイヤだし!ブロック付いてて抵抗モリモリだし!」って心の中で言い訳できる。さらに、抜いた時は自己肯定感が爆上がりする←
まとめ:自転車が遅くなれば、トレーニング効率が上がる。
以上、シクロクロスタイヤはトレーニングタイヤの最適解なんじゃないか?説でした。
自分の場合、トレーニング時のタイヤをシクロクロス用タイヤにして機材的に遅くすることで、近所の坂が伸びてトレーニング効率アップ。
「あと1分、この登りが長ければ・・・・」って思ってるそこのあなた、シクロクロスタイヤで自転車、遅くしてみない?
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