昨年、鈴鹿サーキット内での移動用に折り畳み自転車を買ったんだけど、これがなかなか良いので、レビュー記事でも書こうかなと。
LOG OUTRUNK(ログ・アウトランク)
今回紹介するのは、サイクルベースあさひのプライベートブランドである”LOG”というシリーズの折り畳み自転車、”OUTRUNK”。電動モデルと通常モデルがラインナップされているんだけど、自分が購入したのは通常モデルのライトベージュ。
定価は税込35,200円とリーズナブル(?←値上がりまくる自転車業界に毒されて、感覚バグってるかも。)
公式サイトには、”アウトドアを楽しむための自転車「LOG」の、持ち手が着いて気軽に運べる折りたたみ自転車”との記載があって、アウトドア派な我が家にはぴったりな雰囲気。
約1年間、もともと目的だったサーキット内利用、キャンプ、息子とのサイクリングで使って、色々と思うところあったのでとりあえず、”良いところ”と”イマイチなところ”を紹介しようかなと思う。
ちなみに、買ってよかった!と迷いなく言えるぐらい、良い買い物だったと持ってる。
LOG OUTRUNKの良いところ
それはもちろん、持ち運びのしやすさ。小さくなるってのはもちろん、小さくするのもやりやすくて良き。
もしかしたら自分の勝手なイメージかもしれないけど、折り畳み自転車って確かに小さくなるんだけど、折り畳むのが非常に面倒でやり方忘れるとかなり手こずる。特に、フレームの真ん中で折り畳まれるヤツ。
対してLOG OUTRUNKは、フレームは折り畳まず、折り畳むのはハンドルの根本だけ。
これでも十分小さくなるし、折り畳み自体も①サドルを下げる。→②ハンドルを下げる。→③ハンドルを折り畳む。の3ステップで楽々。20秒ぐらいで完了する。
さらに、トップチューブの上部に持ち手がついてるので、持つのも楽ちん。
ちなみに写真ではペダルも折りたたまれてるけど、これは後付けパーツ。デフォルトでは普通のペダルがついてます。個人的にはこの自転車買うなら、絶対、ペダルも折りたたみにした方が良い。2000円ぐらいで買えるので。
我が家の車はダイハツ・ウェイクって軽のハイトワゴンなんだけど、縦向きに上から吊り下げれば、かなりスペースに余裕を持って積める。
という感じで、とにかく持ち運びが楽。
専用の輪行バッグもあるみたいだし、車や電車で持っていって、街の散策ポタリングにLOG OUTRUNKを使う。って使い方も良いかもしれない。
LOG OUTRUNKのイマイチなところ
当然、使う中で不満に思うポイントもある。
1つ目は“ギシギシ音が酷い”。ダンシングしたら折れるんじゃないかってぐらい、ギシギシ鳴る。これ、買ってすぐもそうだったか思い出せないんだけど、現状、シッティングの状態で足を踏み下ろす毎に「ギッ」って鳴るw
音鳴りの発生源は、ハンドルポスト。ただでさえ細くて長いハンドルポストをクイックレバーで上下に伸縮させられるようになってるから、強度的にもかなり弱いんだと思う。
気にしない人はなんともないんだろうけど、気にする人にとっては耐え難い苦痛かもw
もう1つの不満ポイントは、当たり前なんだけど、オフロードの走破性。
見た目からしてオフロード走るのは無理でしょって感じなんだけど、公式サイトの説明文には下記のように、キャンプを利用シーンに想定してる。
アルミ素材を使用した重量8.5kgと軽量でコンパクトな車体は、お気に入りの車でアウトドアギアと一緒に積み込んで持ち出しやすく、キャンプや旅行先での散策に最適な一台。
https://ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/affa53b7ef444b13851f0ca0736f9c61
何回かキャンプにも持って行ったんだけど、キャンプ場の芝の上では全く進まない。歩いた方が5倍ぐらい楽。オフロードはもともと期待してなかったけど、やたらと公式サイトがキャンプ推してるので、不満ポイントの1つに加えておいたw
ちなみに、野辺山シクロクロスの会場に持っていくっていう暴挙もやったんだけど、2メートルだけ進んで使うのやめた。
あ、あともう1点。公式サイトではカタログスペック上の重量は8.5kgってなってるものの、前後の反射板とか不要なものを外した状態で実測9.0kg。500gの差異は星マイナス1w
まとめ
以上、1年ぐらい使ったLOG OUTRUNKのレビューでした。
死ぬほどギシギシ音鳴りがするってイマイチな点はあるものの、持ち運びが死ぬほど楽でオシャレで街乗りには最適な1台なんじゃないかなと。その分サクッとパクられる気もするものの・・・。
とりあえず、個人的には買って良かった1台でした。
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