ド素人がDIYでバンパーの傷を塗装して修理してみた。

こんにちは、はるそめです。

いきなりですが先日、やっちまいました。

この通り。

家の前でセカンドカーのミラジーノと場所を入れ替える際、横着して動かしたら柵に擦ってガリッとフロントバンパーに傷が。。。ちょっとした傷なら放置でも良いかなと思ったけど、流石にこのサイズはダサい。

直すとして、果たして板金屋さんに持って行ったらいくらかかるのか。。。良心的なお店なら2〜3万円でやってくれそうではあるものの、ぼったくらない板金屋さん探すのも面倒だし・・・

はるそめ

よし、DIYでやってみよう!!

ってことで、Youtubeを観漁って予習し、Amazonで大量の缶スプレーをポチって、DIYフロントバンパーのキズ修理塗装やってみました。

※あくまで素人による、素人DIYです。「あ、このレベルで修理するとこのレベルの仕上がりなんだな〜」と、参考程度に見てもらえればと。

Contents

用意したもの

まず、修理のために用意したものたち。

  • カラースプレー:約3,800円
  • プラサフ:約900円
  • シリコンリムーバー(パーツクリーナーでもOK):約900円
  • クリア:約900円
  • ボカシ剤:約900円
  • 耐水サンドペーパー:約500円
  • コンパウンド(※まだ使ってない):約700円

Amazonでの合計、約8,600円。意外と費用がかかる。仮に良心的な板金屋さんでやってもらって2万円だったと考えると、劇的に安くなるわけでは無い感じ。

ただ、今回修理した箇所と同じぐらいの範囲なら、あと2箇所ぐらいに使えそうなので、あと2回ぶつけて修理すればコストパフォーマンス出そうではある←

カラースプレー

カラースプレーについては、自分の車種のカラーコードに合ったものを選ぶ必要がある。各メーカーの代表的なカラーなら、市販品としてホルツやソフト99から売られているものの、ちょっと珍しい色になると無いので、特注カラーとして購入。(特注カラーは割高。)

ちなみに自分のウェイクは、”オフビートカーキメタリック”というカラーで、カラーコードはG55。特注色はオートバックスやカインズホームとかで作ってくれるらしいんだけど、Amazonで発見したのでポチッと購入。

プラサフ

傷を削って色塗れば良いんでしょ?と思いきや、必要なのがプラサフ。塗装の下地を整えつつ、仕上がりを良くしてくれるらしい。あと、プラサフ塗らずに色乗せると、すぐ剥がれちゃうとか。

ホルツの場合、プラサフにはホワイトとグレーの2色があるんだけど、塗りたい色に合わせて選ぶらしい。オフビートカーキメタリックはきっとグレー!と思ってグレーを購入。ChatGPTもグレー推奨って言ってたし。合ってるかどうかはわからない。

シリコンリムーバー

塗装前の脱脂に利用。たまたま家にあったのでホルツのシリコンリムーバー使ったけど、ホムセンで300円ぐらいで買える、パーツクリーナーでも問題無いっぽい。

クリア

塗装の上に塗るクリア。何回も使える1液タイプと、1日で使い切らないといけない2液タイプがあるんだけど、今回の塗装範囲では使いきれない上に2液タイプは高かったので1液タイプをチョイス。(仕上がりにこだわるなら2液タイプ推奨らしい。ただ、あまりコストかけすぎるのであれば、黙って板金屋さん持って行った方が良い疑惑。。。)

ボカシ剤

今回DIY塗装するにあたって、色んなYoutuberの動画を見たんだけど、みんな口を揃えて「ぼかし剤は使うべき」と。ってことで買ってみて使ったんだけど、、、正直、効果あったのか無かったのかよくわからない。

用途的には、今回色を塗った部分と前回色を塗った部分の境目を馴染ませるために使うみたい。

耐水サンドペーパー

傷を削るのと、塗装前の足付けに必要。今回使ったのは、320番、600番、1000番の3種類。冒頭の写真には複数の耐水ペーパーが写っていたものの結局、ソフト99の下記セット1つでOKだった。

以上、今回用意したものたち!

キズのDIY修理

必要なスプレーたちが揃った、とある土曜日の朝、キズのDIY修理を開始。

①サンドペーパーで傷周辺を磨く

まず最初に実施するのは、サンドペーパーでの磨き。この作業で、ぶつけた際にできた凹凸を滑らかにしつつ、塗装が残ってる部分との段差を無くして平らにする必要がある。

ってことで、#320→#600→#1000の順番で磨いていく。ちなみに、今回用意したのは耐水ペーパーなので、水に浸けながら磨く。ちなみに水をつけることで、削りすぎと削りかすの目詰まりを防いでくれるみたい。

まずは#320で荒目に削る。
続いて#600で。削り傷も細かくなった。
最後に#1000で。この時点で、目を瞑って傷を撫でても、わからないぐらいの滑らかさ。

②プラサフで下地作り

滑らかになったから色乗せるぞ!とはならず、色を乗せるための下地をプラサフでまずは作る。

範囲は少し狭めでマスキング。

マスキングして、傷がついていない部分も含めて#1000で足付けする。傷ついてないところに傷つけるの、抵抗あるものの、足付けせずに色を乗せると塗装剥がれの原因となってしまうので重要。

その後、シリコンリムーバーで脱脂して、プラサフを塗布。焦らず複数回に分けて、塗料が垂れないように少しずつ載せていくイメージ。

1回目の塗装後。薄く、少しずつ乗せていく。

塗装→ドライヤーで数分乾燥→塗装・・・を繰り返すイメージで。

4回ぐらい繰り返してプラサフ塗布が完了。最後のプラサフ塗布後、ある程度乾くまで待機。カーボンヒーターを使いつつ、45分ぐらい放置。

カーボンヒーターで乾燥中・・・。
プラサフ用マスキングを除去。下地処理完了!

③いよいよ、色を塗る

塗装に向けて、再度マスキング。プラサフを塗った時よりも広めに塗装面を確保。どうしても市販の缶スプレーだと、元の色と全く同じ色にはならないので、目立たないよう、本当はバンパーの繋ぎ目とかまで塗るべきではあるんだけど、、、ちょっと面倒だったので下記画像ぐらいの広さで確保。(結果、色の境目は目立ってしまった。)

マスキング。見ての通り雑すぎて、色を塗りながら付け足した・・・w

続いて、#1200で足付け。プラサフを塗った部分については、ザラつきが残っているのでさっと撫でる程度で研磨してツルツルにしつつ、元の塗装部分も軽く研磨しておく。

そしてようやく、塗装開始。手順は基本、プラサフを塗った時と同じ。複数回に分けて、焦らず少しずつ、塗っていく。できれば、プラサフ塗ったところは厚め、塗ってないところは軽めって感じに塗り分けられると良き。

1回目。ちょっと乗るぐらいで我慢。

塗ったらドライヤーで数分乾燥させて、2回目、3回目と重ね塗りしていき・・・

こうなった。良いんじゃないの??どこが擦ったところか、ぱっと見わからない。

④仕上げのクリア!

塗装完了後、20分ぐらい放置して仕上げのクリア塗装。こちらも、複数回に分けて薄く塗っていく。特にクリアは垂れやすいから、慎重に、、、。

クリア塗装後。ちょっと、艶が出たか・・・?

結局、5回ぐらい塗り重ねて完了。

まとめ:車のキズ素人DIYのBefore→After

以上、朝9時から5時間ぐらいかけて素人DIY塗装が完了。結構時間かかった・・・。(途中、乾燥がてらのランチタイム込み)

ってことで素人DIYで塗装したフロントバンパーのガリ傷、修理前後の状態を比べてみましょう。

アップで見ると、かなり良くなった感!

悪くない!十分でしょ!って、アップで見ると思うんだけど、、、。

引いて見ると、塗装の境目が結構目立つ。缶スプレーの限界なのか、クリアが薄いのか。ってところかな?

クリア塗ってからコンパウンドで磨けるようになるまで1週間ぐらいは置かないといけないらしいので、しばらく放置して、コンパウンド磨きしてどうなるか?かな。大きくは改善しないだろうけどその辺はまた追記します。

実際、自分でやってみた感想としては、、、

はるそめ

缶スプレーを使ったDIY修理は意外と簡単。60点の補修で良いならDIYで、完璧を求めるなら黙って板金屋さんを探しましょう!

かなぁ。ゆくゆく、高い値段で車を売却したいと考えているなら、板金屋さんに頼んだ方が良いかなと。時間もかかるしね。

以上、素人による車のフロントバンパー傷DIY塗装記事でした。おそらく、手順としてイマイチな部分が多々あると思うので、皆様がやられる際にはYoutube等々でしっかり予習して挑むことをお勧めします。仕上がりの参考程度になれば幸いでございます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

コメント

コメントする

CAPTCHA

Contents