【レビュー】シマノ・アルテグラDi2が最高すぎる【R81系・Di2・油圧ディスク】

こんにちは、はるそめです。

先日下記ブログでも書いた通り、Newバイクとして2026年モデルのメリダ・リアクト9000を購入。

完成車で購入したんだけど、コンポーネントはR81系のアルテグラDi2・油圧ディスクブレーキ。これまでロードは、R91系のDi2・リムブレーキを使ってたんだけど・・・、最新世代のアルテグラの変速性能に感動した。

リリースから数年経過していて、今更感はあるものの、R81系アルテグラDi2の使用レビューを書こうかなと思う。

先に結論を書くと、「デュラって必要?アルテめっちゃ良い!」です。

11速のR91系からの乗り換え等、コンポーネントのアップグレードを検討している方の参考となれば幸いでございます。

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我が家のバイクのコンポーネント構成

R81系アルテグラDi2を搭載したメリダ リアクト9000

レビュー対象となるコンポーネントは下記の通り。至って普通(?)の、アルテグラDi2 油圧ディスクブレーキ。

STIST-R8170
フロントディレイラーFD-R8150
リアディレイラーRD-R8150
クランクFC-R8100 52-36T 165mm
スプロケットCS-R8101 11-30T
ブレーキBR-R8170
ブレーキローターRT-CL800 160mm
チェーンCN-M6100

上記以外で現在保有しているのは、下記の通り。

  • シマノ・R91系デュラエース Di2 リムブレーキ
  • シマノ・RX82系GRX 機械式 油圧ディスクブレーキ
  • SRAM・APEX 1×12 機械式 油圧ディスクブレーキ

基本的にこの後のレビューは、主にR91系デュラエースとの比較って感じになるんだけど、昨年まではR80系も持ってたので、一応、どちらも使ったことがあるって感じ。

参考:リムブレーキについて

今回、縁あってディスクロードに乗り換えたんだけど、100万円近い金額出してまで乗り換えるほどの違いか?と言われると、疑問ではある。はるそめ的には、リムでも全然良いと思います!

変速がスパスパ気持ちよく決まる【動画あり】

アルテグラDi2のフロントディレイラーFD-R8150

変速性能については、さすが世界のシマノ。文句なしで最高。個人的には、1世代前のR91系デュラエースよりも、R81系アルテグラの方がフロントもリアも上だと思う。特にフロントは、「ウィーーン」って感じだったのが、「ウィッ」って感じ。伝わるかなぁ・・・w

乗る前は、「さすがに1世代前のデュラエースを上回ることはないでしょ〜」って思ってたんだけど、良い意味で期待を裏切られた感じ。

この記事を書きながら定量的なデータはないかなとソースを探してみたところ、シマノ公式サイトに下記のような記載があった。(シマノの日本語公式サイトが404だったので、米国サイトから引用。)

フロント変速時間Our fastest ever front shifting, 45% faster than FD-R9150(FD-R8150はFD-R9150比で45%速い)
リア変速時間Our fastest ever rear shifting, 58% faster than RD-R9150(RD-R8150はRD-R9150比で58%速い)
https://bike.shimano.com/en-NA/products/components/pdp.P-FD-R8150.html
https://bike.shimano.com/en-NA/products/components/pdp.P-RD-R8150.html

ほぼ半分の変速速度ってすげーな。あと数世代進化したら、変速したことにすら気づかないんじゃない??

以下、実際にフロントとリア変速をそれぞれ、動画に撮ってみた。

フロントディレイラーのシフトチェンジ
リアディレイラーのシフトチェンジ

フロントディレイラーは手で回すとぎこちないけど、走行中はかなりシフトチェンジが速い。

デザインも悪くない気がする

FD-R8150のULTEGRAロゴとマットな質感

コンポーネントの良し悪しを判断する上で判断すべき要素は何か?それは、変速性能と、見た目。え、見た目は関係ないって?いやいや、、、速い人間が乗ってる機材はカッコ良いでしょ?ってことは、カッコ良い機材に乗ってる人間は速いんだよ。(違う)

個人的に、シマノのデザインってそこまで嫌いじゃないんだけど、、、世の中的には酷評されてるよね。個人的にも、カンパやスラムと比べるとやっぱり、デザイン面では見劣りするよな〜って思う。(こればっかりは、好みの話ではあるものの。)

なんだけど、R81系アルテグラのデザインは、前作よりもカラーがマットで上品になって、カッコよくなった気がする。保有効果(※自分が所有しているものの価値を高く見積もってしまう心理的バイアス)ってやつかもしれないけど。

アルテグラのクランクFC-R8100、単色のアームにULTEGRAロゴ
R8000はアーム部分が斜めに線が入って色が分かれてて、ロゴも斜めに入ってた。R8100は単色シンプルになって、良き。
アルテグラDi2のSTIレバーST-R8170
STIはR8070よりも好き。レバーの可動部が短くなって、てっぺんに丸みが出た。R80/R91系のエヴァ零号機の頭みたいな形が嫌いだったんだよね。
アルテグラDi2のリアディレイラーRD-R8150
GS/SSの括りがなくなって、GSより長くなった。11-30しか使わない場合、ケージが無駄に長いって感じちゃうよね。そのうち11-34入れようかなって思ってるから、一旦ヨシとする。
リアの油圧ディスクブレーキキャリパーBR-R8170
ブレーキは前作との違いがわからない。ぱっと見、同じ。
フロントのシマノ製ディスクブレーキローター
個人的には、シマノのローターってプレート感があって、見た目があまり好きじゃない。ただ、デュラエースよりはカッコ良いと思う。

SRAMの方がカッコ良い(主観)けど、アルテグラもそんなに悪くない。気がする・・・いや、カッコ良い気がしてきた!

ブレーキの効きは良い意味でマイルド

フロントのブレーキキャリパーBR-R8170とローター

ディスクブレーキについては、これまでシマノRX82系GRX、スラムAPEXを使ったことがあるんだけど、どちらも、効きが強く、いわゆるカッチンブレーキだったように思う。

対してBR-R8170については、ブレーキの効きが非常にマイルド。リムブレーキの感触に非常に似てる感じ。かといって、効かないのかっていうとそんなことはなく、ギュッと握ればガツっと効く。少ない力で効きを調整しやすくて、めっちゃ良いブレーキだと思う。

BR-R8070を使ったことがなくて、前世代との違いを書くことができないんだけど、海外レビューを見る限り、「R8070に比べて効きがマイルドで調整しやすい。」ってコメントが多い。

見た目はほぼ変わってないけど、性能は大幅に進化してるっぽい。

R80/R91系を使っていた人は、E-Tubeの使い勝手に感動するはず

シマノE-TUBEアプリのアイコン

何気に感動したのがこれ。E-TUBEの使い勝手。

1世代前のR80系やR91系の場合、「EW-WU111」というオプションのワイヤレスユニットを装着しない限り、Windows PCでコンポーネントと有線接続しなければ、シフトの設定やファームウェアのアップデートができなかった。

しかもこのワイヤレスユニット、1万円以上するもんね。

E-TUBEアプリでアルテグラDi2のコンポーネント一覧を表示した画面
E-Tube コンポ一覧画面
E-TUBEアプリのSTIボタン割り当て設定画面
E-Tube STI設定画面

対して今世代は、スマートフォンにインストールしたアプリとコンポを標準で無線接続することが可能。これはマジで感動した。Macユーザーな自分は、ファームウェアのアップデートを確認する度、嫁氏のPCを借りてUIが壊滅的に悪いE-TUBEを立ち上げて設定する必要があった。これはマジで助かる。

しかも、画面デザインがカッコよくなった!

デュラエースより約22万円安く、約280g重い

最後に値段について。今回完成車で購入したから、コンポーネントをグループセットで買ったってわけじゃないんだけど・・・、判断材料の1つとして比較してみる。

注釈
  • 価格は2026年9月時点の参考。重量はメーカー公称値。
  • クランクは52-36T・172.5mm、スプロケットは11-34T、ローターは160mm前後、チェーンは116L。
  • ローターはR92系がRT-CL900、R81系とR71系がRT-CL800。
  • バッテリー・充電器・ワイヤーは含まない。
  • 105のクランク重量754gは50-34Tの公称値。52-36Tの重量は非掲載。
定価R92系R81系R71系
STI(左右)約129,400円約97,900円約65,700円
FD約59,000円約33,800円約20,400円
RD約107,100円約51,600円約37,100円
クランク約83,200円約41,700円約24,700円
ブレーキ(前後)約43,000円約20,800円約19,500円
ローター(前後)約24,500円約18,600円約18,600円
スプロケ約47,400円約13,400円約8,700円
チェーン約8,900円約5,800円約4,200円
合計約502,400円約283,600円約198,900円
シマノコンポーネント価格比較
重量(公称)デュラエース R92系アルテグラ R81系105 R71系
STI(左右)350g391g423g
FD96g110g142g
RD215g262g302g
クランク692g711g754g
ブレーキ(前後)230g282g246g
ローター(前後)228g228g228g
スプロケット253g345g361g
チェーン242g252g252g
合計2,306g2,581g2,708g
シマノコンポーネント重量比較

こうやって並べてみると、デュラエースはアルテグラより約22万円高く、約280g軽い。海外の検証レビュー曰く、R92系とR81系は変速に使っているサーボモーターと基盤が同じで、かつ、シマノ公式のR91からの変速速度の向上率も同じ表記なので、おそらく、変速性能は変わらない。

って考えると、22万円で得られる価値は約280gの軽量化と見た目ぐらい。(チェーンリングの選択肢の違いや、ローターの放熱性能の違いはあれど)

果たして、デュラエースにする必要ある?って感じ。

※話が逸れるけど、機材マウント取るためにデュラエースを考えてる人は、ぜひ、下記本を読んでみてほしい。

まとめ:アルテグラDi2マジでめっちゃ良い!

アルテグラDi2仕様のメリダ リアクト9000 2026年モデル

以上、今更ながらのR81系アルテグラDi2のレビューでした。

アプリの接続性が改善されて運用しやすくなり、変速性能もめちゃめちゃ良い。

今回ブログ記事を書くにあたって色々調べた結果改めて、コンポをシマノ製にするなら、アルテグラで良い、というか、アルテグラが最適やん!となった。

変速性能は基本的に変わらず、グループセットが約22万円安く、重量は約280g(約12%)重いだけ。

はるそめ的には、レースバイクのコンポをシマノ製にするならアルテグラ!が結論。

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