ディスクブレーキ全盛時代にリムブレーキでレースを戦うためのロードバイクカスタム5選

リムブレーキカスタム5選

こんにちは、はるそめです。

先日久しぶりにJBCFレースに出場したんだけど、リムブレーキモデルのロードバイクが少数派どころかほぼ絶滅していてびっくりした。スタート前の整列で見渡したら、30名中自分以外にもう1人しか見つけられなかったぐらいにレア。

「レースに出場するならいい加減、ディスクロードに乗り換えろよ!」って言われそうだけど、現在レースに使っているバイクは5年前とはいえ、当時のハイエンドモデル(メリダ・スクルトゥーラ10k-e)で重量も7kgを切るぐらい。

もし今、同等グレードのディスクロードを買おうと思ったら、150万円ぐらいの値段はするだろう。セカンドグレードフレーム+アルテグラDi2モデルですら、100万円近い金額。

もちろん、機材としての性能はディスクブレーキモデルの方が圧倒的に上だってことは理解してる。

なんだけど、じゃあ100万円以上払って買い替える価値あるか?って言われると、正直なところ、微妙。それなら全額、NISAに突っ込んでインデックスファンド買うわ!って思ってしまう。

ってことで今回は、絶滅寸前のリムブレーキロードバイクでJBCFレースに出場する僕が、レースで戦うためにやったカスタムを5つ紹介したいなと。

リムブレーキで戦う同志の参考になれば幸いでございます。

Contents

リムブレーキカスタム①:ブレーキシューをSWISS STOP製に変更

リムブレーキ用ブレーキシュー、スイスストップ ブラックプリンス
スイスストップ・ブラックプリンスを愛用中!

予算に制約があって、どれか1つだけ選ぶのであれば、最優先はブレーキシュー。是非、シマノ純正からスイスストップ製に変えてほしい。

スイスストップのブレーキシューといえば、黄色い”イエローキング”と、黒い”ブラックプリンス”があるんだけど、個人的にはブラックプリンスを推したい。シマノ純正のブレーキシューに比べてコントロールしやすい上に晴れでも雨でも良く止まる。

とにかくガツン!と効かせたい場合は、イエローキングを選ぶのもアリ。※ただし、リムのブレーキ面が黄色くなる可能性あるので注意。

お値段は2026年6月現在のAmazon価格で7,600円と、シマノ純正の5倍以上。躊躇する値段かもしれないけど、これはマジで変わるからおすすめ。あえて、“コスパ最強カスタム”と言いたい。

リムブレーキカスタム②:ナカガワエンドワッシャーを入れる

ハブ軸に付けたナカガワエンドワッシャー
ナカガワエンドワッシャー

続いては、マニアックアイテム、“ナカガワエンドワッシャー”。

リムブレーキモデルのエンド部分って、”コの字”になってるんだけど、ナカガワエンドワッシャーを入れることで”コの字”部分を埋めることができて、擬似的なスルーアクスルのような状態にできる。

ナカガワエンドワッシャーでフォークエンドの隙間を埋めた状態
こんな感じ。

最初は「こんなワッシャー、効果あるの?」って半信半疑だったものの、実際使ってみると確かに、ダンシング時やコーナリング時(特に下りの高速コーナー)のダイレクト感が増した。かれこれ5年以上ナカガワエンドワッシャーを使ってるんだけど、たまに付けずに走ってみると違和感をめっちゃ感じるぐらいには、ナカガワエンドワッシャーなしでは生きられない体になってしまってる。

ちなみにもうAmazonや楽天で新品を買うことは出来なさそうなので、欲しい場合はヤフオクやメルカリで探すのが良いと思う。
参考:メルカリ検索結果

購入する際、1mm単位で厚さを選ぶことができるから、可能な限りフレームとツライチになるサイズを選ぶのが良い。ただし、少しでもフレームより分厚いとホイールがちゃんと固定されず危険なので、注意。しっかり測って購入しよう。

リムブレーキカスタム③:クイックリリースを六角タイプかDT Swissスキュワーに変更

DT SWISSのスキュワー
DT SWISSスキュワー

これも、擬似スルーアクスル化を目指したカスタム。

六角レンチで締め込むタイプに変更することで、レバーで締め込むクイックリリースよりもよりガッチリ締まる。それによって、ダイレクト感がさらに増す。ナカガワエンドワッシャーと合わせて使うことで、リムブレーキモデルとは思えない程のガッチリ感が味わえるはず。

六角レンチで締め込むタイプなら、安いもので1,000円ちょっと、BBBのものでも2,000円台で買える。(謎の中華製買うなら、ちょっとお金出してBBB製を買うべきだと思う。)

良いお値段するんだけど、毎回六角レンチを使うのが面倒な場合は、DT-Swissのスキュワーもおすすめ。僕も使ってるんだけど、いちいち工具使わず、でもガッチリ締められるからとても良き。

ただし、スルーアクスル用のレバーと見間違って、レース前の検車で外すように言われる可能性があるので注意(?)が必要。

リムブレーキカスタム④:太めのタイヤをチョイスする

カーボンホイールに装着したMichelin Power Cup TLR 30C
Michelin Power Cup TLR 30c

フレーム次第ではあるんだけど、リムブレーキモデルでも28〜30cが入るものもある。可能なら、28cか30cあたりのタイヤを選ぶのが良いんじゃないかなと思う。実際自分はミシュラン・パワーカップTLRの30cを履いてるんだけど、ギリギリ入る。

Merida Scultura 10k-eと30Cタイヤのクリアランス
Merida Scultura 10k-eと30cの組み合わせはこんな感じ。フレームに擦ったことは一度もない。

太いタイヤを履くと重たくなっちゃうけど、そこはリムブレーキモデル唯一と言っても良いメリットである”軽さ”を活かして、太めのタイヤをチョイスするのはアリだと思う。

データによると転がり抵抗はむしろ太い方が低いらしいし、実際乗ってみると、コーナリング時の安定感、荒れた路面での乗り心地が細いタイヤに比べて圧倒的に良い。ちなみに空気圧は、3.5barぐらいで運用してる。

リムブレーキカスタム⑤:キャリパーブレーキはケチらずハイエンドを使う

デュラエースのキャリパーブレーキBR-R9100
BR-R9100

最後はキャリパーブレーキ本体。シマノの105以上のブレーキを使ってるなら、優先順位はかなり低いと思う。デュラエースを使うと、確かに引きはめちゃめちゃ軽くなるんだけど、果たして制動力に差があるか?って言われると、若干クエスチョン。

ただ、キャリパーブレーキはBR-R9100でほぼ完成した疑惑(なぜなら、R9200にモデルチェンジしても何も変わらなかったから)があるのと、昨今のディスクブレーキロードへの乗り換え需要でリムブレーキモデル用パーツが投げ売りされてるから、BR-R9100の中古をヤフオクやメルカリで買うのは、アリだと思う。

パッと検索すると、2万円もあればそこそこの状態の前後セットが買えそう。(2026年6月現在)
参考:メルカリ検索結果

まとめ:リムでも、まだ戦えるはず

リムブレーキ仕様のMerida Scultura 10k-e
愛車のMerida Scultura 10k-e

以上、リムブレーキモデルで戦うためにやったカスタム5選でした。改めてまとめると・・・

  • ブレーキシューをSWISS STOP製に変更
  • ナカガワエンドワッシャーを入れる
  • クイックリリースを六角タイプかDT Swissスキュワーに変更
  • 太めのタイヤをチョイスする
  • キャリパーブレーキはケチらずハイエンドを使う

改めて、コストを無視すれば、レース機材として性能が上なのは間違いなく、ディスクブレーキ。とはいえ、コストを無視してハイエンドディスクロードを買うのは多くの場合、現実的ではない。

対して今回書いた内容全てを実践しても、5万円以下で済むはず。僕はもう少し、リムブレーキモデルで粘ろうと思ってる。

今回の内容が、同じくもうしばらくリムブレーキモデルで粘りたい同志の参考になれば幸いです。

リムブレーキカスタム5選

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