サドル探しの旅のほぼ終着点?プロロゴ・ディメンションのインプレ【穴あきショートノーズサドル】

サドル探しの旅に出ることを決意して3ヶ月。途中、鎖骨骨折したりで中断があったものの、ようやく目的地に”ほぼ”辿り着けた気がする。

その目的地っぽいサドルは、Prologo(プロロゴ)のDimension(ディメンション)。そんな、ようやく巡り合った自分のお尻にあうサドルのインプレ記事でございます。

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インプレの前に、これまでのマイ・サドル・ジャーニー

今回、プロロゴのディメンションに出会って、”ほぼ”サドル探しの旅が終了したわけだけど(ほぼの理由は後述。)、それまでのサドル遍歴は下記のような感じ。

  • FELTの完成車についてた、名前も忘れたどこかのサドルを使用。ちょっと乗るとお尻が痛かったけど、「ロードバイクってきっと、そういうモンなんだろう。」と思ってた。
  • 自転車に乗り始めてすぐ、たまたまバイシクルクラブで見かけて良さげだったフィジークのアリアンテ・ガンマに変更。完成車に付いてたサドルより明らかに乗りやすく、すっかりアリアンテ教に。
  • 途中、フィジークのアリオネ、S-WORKSのパワーサドル、プロのステルスサドルを試しに購入して使ってみるも、お尻に合わず5年以上アリアンテを使い続けた。
  • 家にある自転車すべて(ロード2台とピストに新型アリアンテ、シクロクロス2台に旧型のアリアンテガンマ)にアリアンテを付けて、今更別のサドルに変えるなんてコストかかり過ぎる。ってなった昨年10月ごろ、自転車に乗るたびお尻のお出来に悩まされるように。ってことで、サドル探しの旅に出発することにした。

長くなったけど、こんな感じ。まとめると、「5年以上アリアンテを使い続け、お尻の形はほぼアリアンテになったものの、決心をしてサドル探しの旅に出ることにした。」って感じ。

サドル探しの旅で試したサドル

そんな感じで始まった、サドル探しの旅。基本メルカリを活用し、気になるサドルを買っては試す。を繰り返した。

  1. フィジーク アリアンテ・オープン →まずは、お気に入りだったアリアンテの穴あきタイプを試してみた。結果、穴の周辺が硬いのか、お出来が余計できるようになって×。乗ってる間も硬いのがお尻に当たってる感じがしてイマイチ。
  2. コンコールレーシング →名サドルって噂だったので使ってみた。ものの、サドルそのものが硬くて長持ちしなくて×。
  3. フィジーク アリアンテ →結局、自分のお尻はアリアンテなんだろうなと思って、戻ってきた。上2つのサドルよりは良いけど、結局、問題は解決しない。
  4. セライタリア SLR →家に眠ってたセライタリアの穴あきサドル。アリアンテより良いかも?
  5. プロロゴ ディメンション →自分の乗り方を改めて考えると、前乗りで骨盤立ち気味で腰椎で前傾姿勢を作るスタイル。「ってことは、穴あきでショートノーズが良いのかも?でも、S-WORKSのパワーもシマノプロのステルスもだめだったしなぁ・・・」って思ってたタイミングで、プロロゴのディメンションをWebで発見。試しにメルカリで買ってみた。結果、「サイコー!」となり、今に至る。

また長くなった。まとめると、なんだかんだあって、プロロゴのディメンションが合ってた。です。(雑w)

プロロゴ ディメンション

プロロゴは、イタリアのサドルメーカー。有名どころで言うと、新城選手が所属するバーレーン(今ってメリダじゃなくてなんだっけ?)や、アスタナ、FDJ、EFエデュケーションに供給してる模様。

ディメンションは、そんなプロロゴがリリースした、穴空きショートノーズサドル。

サドルレールの素材によってグレードが分かれているようで、TIROXレールモデルがカタログ重量149gで定価30,800円。NACKレールモデルがカタログ重量179gで定価16,280円。サドル幅はどちらも143mm。

自分が買ったのは、安い方のNACKレールモデル。ちなみに、本国のサイトを見ると、さらに安いT4.0ってモデルもある様子。(と思ってたものの、このブログ用に実測重量測って気がついた。自分買ったの、STNってもっとしょぼいグレードだった・・・orz)

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実測値。私のサドル、重すぎっ!?

使ってみた

ここ数週間で、3本ローラー、単独L2走、約100kmのチーム練で使い倒してみた。

結果、ローラーに乗るたびお出来ができていたのに、一切出来ず。穴が空いているおかげで、乗車中、お股の中心が痛くならない。その上、アリアンテオープンと違って穴の周辺が硬くて痛くなることがない。

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クッションはご覧の通り、厚め。
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穴あきと言うより、溝付きって感じ?穴というか溝の作りが、パワーやステルスサドルとの大きな違いかな?

ある程度使って、良いな〜と思ってた頃、たまたま、アリアンテが装着されてる方の自転車でチーム練へ。結果、久しぶりにお出来が出来て、かつ、その日は一日中、椅子に座るとちょっとお尻が痛む状態に。

その2日後、似たような強度のチーム練が再度合ったので、サドルをディメンションに変更して出かけたら、乗車中のお尻の痛みも乗車後のお尻の痛みもマシになり、お出来も出来なかった。

ってことで、ディメンションは間違いなく、自分に合ってる!と。

ディメンションがかなり良かったので、実は勢いで、同じくプロロゴからリリースされている新型サドル、スクラッチM5PASをポチった。もしかしたら、ディメンションよりも最高なフィット感が得られるかもしれない!ってことで、一旦、今回のプロロゴ・ディメンションとの出会いは”ほぼ”サドル探しの旅の目的地。としておいた。

Prologo(プロロゴ) Dimension Tirox

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ひさびさにコメントさせていただきます。vigorelliに、同じくPrologoDimentionインストールしました。NagoEvoからの変更ですが、3本ローラー1時間乗ってもアソコが痛くならなかったので正解かなと思いました。 

  • どもです!ディメンション良いですよね!追加で買ってみたスクラッチM5も良くて、ローラーはディメンション、外乗りはスクラッチM5です。

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